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心臓血管内科 肺循環科に通院中の患者さまへ

当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、これまでの治療のカルテ情報から得られた研究データをまとめるものです。この案内をお読みになり、ご自身がこの研究の対象者にあたると思われる方で、ご質問がある場合、またはこの研究に「自分の情報を使ってほしくない」とお思いになりましたら、遠慮なく下記の担当者までご連絡ください。

ただし、すでに解析を終了している場合には、研究データからあなたの情報を削除できない場合がありますので、ご了承ください。

対象となる方

2012年4月から2018年3月までに慢性血栓塞栓性肺高血圧症で入院し、手術・カテーテル治療を受けた方

研究課題名

液体力学を用いた慢性血栓塞栓性肺高血圧症の発症・進展機序解明

研究責任者

国立循環器病研究センター 肺高血圧症先端医学研究部 特任部長、
及び 心臓血管内科 肺循環科 医長 大郷 剛

研究の目的

慢性血栓塞栓性肺高血圧症は器質化(古い血栓で固くなること)した血栓により肺動脈が慢性的に閉塞し、それによって肺高血圧症を合併した疾患です。その正確な発症機序はいまだ明らかではなく、指定難病に制定されている疾患です。発症機序として、下肢静脈の血栓症(深部静脈血栓症)とそれに伴う急性肺血栓塞栓症(下肢静脈血栓が肺動脈に飛んで肺動脈を閉塞した病態。いわゆるエコノミークラス症候群)からの慢性化が想定されていますが、特に日本においては慢性血栓塞栓性肺高血圧症患者のうち急性肺血栓塞栓症の既往がある人はわずかであり、それ以外の発症機序も関与していると考えられています。

血栓ができるためには血液凝固能(血液の固まりやすさ)、血管内皮機能(血管の内側を覆う細胞の機能)とともに血流(血液の流れ)の要素が大きく関与します。そこで本研究の目的は、慢性血栓塞栓性肺高血圧症患者の造影CT画像をもとに、数値流体力学を用いて肺動脈の血流解析シミュレーションを行い、慢性血栓塞栓性肺高血圧症の原因を探索すること、ならびに手術もしくはカテーテル治療後の肺血流を評価することにより治療効果の判定や有効性を評価することです。

利用する診療情報

年齢、性別、静脈血栓塞栓症既往の有無、抗凝固薬の投与期間、自覚症状の程度、カテーテル検査の結果、造影CT画像

外部機関への研究データの提供

上記のカルテ情報を、次の研究機関に提供して、共同で研究を進めます。

・ 共同研究機関及び研究責任者
京都府立医科大学附属病院 循環器内科 教授 的場聖明

・ 共同研究機関及び研究分担者
京都府立医科大学附属病院 循環器内科 助教 中西直彦
京都府立医科大学附属病院 循環器内科 大学院生 津端英雄
京都府立医科大学附属病院 心臓血管血流解析学講座 講師 板谷慶一

研究期間

医学倫理審査委員会承認後から2021年3月31日まで

個人情報の取り扱い

お名前、住所などの個人を特定する情報につきましては厳重に管理を行い、学会や学術雑誌等で公表する際には、個人が特定できないような形で使用いたします。

問合せ先

国立循環器病研究センター 肺高血圧症先端医学研究部 特任部長、
心臓血管内科 肺循環科 医長 大郷 剛
電話 06-6833-5012(代表) (内線 8337)

最終更新日 2018年12月19日

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