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脳神経内科

医療関係者の皆様へ

脳神経内科では、脳梗塞脳出血一過性脳虚血発作の患者さんを中心に脳神経疾患全般の診療を担当しております。外来は月曜~金曜で、初回受診の方は初診外来で部長もしくはスタッフ医師が、また再来の方は専門外来で常勤医師が3~4名体制で担当しています。なお脳卒中救急患者には、脳血管内科と共同で、夜間、土・日・祝日を問わず24時間体制で3人の医師が対応しています。
脳神経内科は、特に脳卒中に対する最先端の内科医療に力を入れています。現在脳神経内科には3名の日本脳神経血管内治療学会専門医が在籍し、急性期血管内治療にも積極的に取り組んでおります。機械的血栓回収療法の際には、脳血管内科、脳神経外科と協力しながら治療にあたります。年間の施行件数は平均80~90例程度で、様々な病態への治療を経験することができます。合わせて、頚動脈ステント留置術も行っております。

急性再開通治療

脳卒中急性期の患者さんはSCUに入院していただき、集中治療と原因の精査を行います。当センターのSCUは病床数23床(18床運用)と大規模であるため、24時間体制で急性期症例を断ることなく収容可能です。SCUで病状が安定した後は、脳卒中を専門とする一般病棟(約80床)に移り退院に向けてリハビリテーションや危険因子(高血圧,糖尿病など)の管理を含めた慢性期治療に専念していただくことになります。
脳神経内科は、脳卒中の急性期診療に加え、若年性脳卒中、難治性脳血管障害の原因精査、頸動脈狭窄・狭窄の精査と治療など、脳血管障害の診療を一手に引き受けており、脳卒中後てんかんの診断及び治療、認知症(血管性認知障害、アルツハイマー病など)や、パーキンソン病などの神経変性疾患の診断と治療などを積極的に行っております。特に遺伝性脳小血管病CADASILの日本唯一の特殊外来を開設しており、日本各地から患者さんが通院しておられます。
CADASIL外来の詳細はこちらをご参照下さい。
このように、脳神経内科には多岐にわたる脳神経疾患のエキスパートが集まっています。

最終更新日:2024年09月27日

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