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脳神経外科

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(2024年5月)

お知らせ

2023年7月30日
市民公開講座「防ぐ・治す・共に生きる 脳卒中!」を開催いたします。

2023年7月2日
民間医局レジナビフェア2023 大阪 ~臨床・専門研修プログラム~ に参加いたします。
脳神経外科後期臨床研修検討中の方は是非ブースにお越しください。 2023年5月18日~21日
第43回日本脳神経外科コングレス総会を開催いたします

2021年4月15日
Medical Noteオンライン講座「脳動脈瘤・脳動静脈奇形Webセミナー」を開催いたしました。下記リンクから視聴できます。


https://www.youtube.com/watch?v=Nyik5e1Rjsg&t=131s

またあわせて
【国立循環器病研究センターにおける脳血管疾患の外科治療紹介サイト】もご覧ください



脳神経外科の概略

当センターは、世界に類をみない脳と心臓血管に特化した、高度専門医療研究センターです。脳神経外科はその中で、脳血管障害の外科治療と血管内治療を主に担っています。当科の最大の特色は、顕微鏡手術(マイクリサージェリー)、血管内治療(カテーテル治療)、定位放射線治療(ガンマナイフ)の3つを、すべて一つの科の中に兼ね備え、それぞれの治療を最高水準で提供できることです。各々の患者さんに最適な治療を行うため、それぞれの治療の専門家が合議の上、治療方針を決定しています。また、脳卒中は一刻も早く治療を開始することが、その後の転帰に影響を及ぼす疾患です。当科では、脳血管内科・脳神経内科と連携して、急性期脳卒中診療を24時間体制で行っており良好な治療成績を収めています。また、脳外科専用の集中治療室(NCU)を完備し、緊急手術や血管内治療が必要な患者さんに対して、高度医療を提供する体制を整えています。私たちのもう一つの大きな使命は、他施設よりご紹介いただく、脳動脈瘤、脳動静脈奇形/硬膜動静脈瘻、もやもや病、頚動脈狭窄症などすべての脳血管障害の患者さんの治療であります。特に、通常の方法では治療困難と思われる症例や、他の施設では治療困難と判断された症例に対しても、手術・血管内治療・ガンマナイフを駆使した複合治療を数多く経験し、好成績をおさめています。また、脳血管障害の治療で培った技術を生かして、良性脳腫瘍や三叉神経痛・顔面痙攣などの疾患の治療にも力を注いでいます。

施設認定

病院長からのメッセージ

病院長 飯原弘二

国立循環器病研究センター脳神経外科は、初代部長 菊池晴彦先生により創設され、以後、米川泰弘、橋本信夫、永田 泉、宮本 享、飯原弘二、髙橋 淳の歴代部長の下、マイクロサージェリーのメッカとして発展を遂げるとともに、近未来を見据え、脳血管内治療、ガンマナイフを活用した複合治療やハイブリッド治療の開発を推進してきました。また、もやもや病や脳動静脈奇形の希少疾患の治療や大規模脳卒中データベースの構築、脳卒中センター認証に関するエビデンスの発信において、先駆的な実績を残してきました。このたび、第8代片岡大治部長が着任しました。ナショナルセンター として臨床と研究を融合し、脳神経外科の未来を拓く、さらなる発展を期待しています。(病院長 飯原弘二)

脳神経外科部長からのメッセージ

脳神経外科部長 片岡大治

私は、脳血管障害の顕微鏡手術を専門としており、得意分野は、脳動脈瘤、頚動脈狭窄症、もやもや病、脳動静脈奇形など脳血管障害の直達手術全般です。京大病院に勤務した経験も長いため、良性脳・脊髄腫瘍や三叉神経痛・顔面けいれんに対する手術も多く経験しています。特に、脳動脈瘤、もやもや病についてはさまざまな基礎・臨床研究も行っており、この病気でお悩みの患者さんは、是非一度当院にご紹介いただければと思います。
私の専門は外科手術ですが、当科は、脳血管内治療のエキスパートである今村医長、ガンマナイフ治療のエキスパートである森医長をはじめとして、脳血管障害のすべての専門家を擁しています。脳血管障害に対するあらゆる診断・治療を備え、それぞれの患者さんにとって最良の治療方針を提供するのが当科のモットーです(脳神経外科部長 片岡大治)

最終更新日:2024年09月27日

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