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腎臓・高血圧内科

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腎臓・高血圧内科での研修に興味をお持ちの医師の皆様へ

腎臓・高血圧内科の概略

腎臓・高血圧内科は、循環器病の予防的管理診療の中核である生活習慣病部門に属し、腎臓病や高血圧の診断と治療を実践しています。更に、循環器病患者に対して、腹膜透析や血液透析を中心とした様々な血液浄化療法を行っています。

わが国において慢性腎臓病は、約1,300万人が罹患していると推定され、末期腎不全(透析)や脳心血管疾患の大きな危険因子です。当科では、腎臓病診断の為に腎生検を含めた各種検査を行い、免疫抑制療法・支持療法を実施しています。これらの治療によっても高度の腎機能低下に至った場合、腹膜透析・血液透析・腎移植など腎代替療法が必要となるため、腎代替療法選択外来を開設しています。当科には、日本腎臓学会の専門医・指導医・評議員、日本透析医学会の専門医・指導医、腎臓病療養指導士が在籍し、治療選択へのサポート体制を構築しています。

わが国の高血圧人口は、約4,300万人と推定されていますが、急速な高齢化社会を迎え、今後の増加が予想されています。高血圧はありふれた病気ですが、脳心腎血管疾患の最大の危険因子であり、適切な診断と治療が重要です。当科には、日本高血圧学会の専門医・評議員が在席し、腎血管性高血圧のカテーテル治療や原発性アルドステロン症の治療方針の決定を行ってます。更に2022年12月より治療抵抗性高血圧に対する腎デナベーション(高血圧のカテーテル治療)の治験に参加し、わが国における標準治療のひとつにするべく積極的に取り組んでいます。

当科では、多施設共同研究を含む臨床研究、減塩を中心とした食事療法、「かるしお」レシピの開発・普及に貢献し、各診療と協力し腎臓病領域の新規バイオマーカー研究、新規画像診断の開発、トランスレーショナルリサーチを企画し、質の高い診療エビデンスを集積・発信しています。

施設認定

  • 日本高血圧学会専門医施設
  • 日本腎臓学会専門医施設
  • 日本透析医学会専門医施設
  • 日本循環器学会専門医施設
  • 日本内科学会専門医施設
  • 大阪府立学校腎検診システム・精密検査専門施設

最終更新日:2022年11月25日

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