国立循環器病研究センター

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医療人の育成

    中央診療部門(小児集中治療コース)          専門修練医コース 概要

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概要

小児集中治療修練医コースは、小児循環器集中治療病棟24床(PICU12床、NICU6床、GCU6床)に入室する重症心疾患患者の診療を通じて、小児心疾患の急性期管理を習得するコースである。当院は、国内最大の小児心臓病診療施設であり、対象とする疾患は、新生児期から成人までの先天性心疾患の術前・術後急性期管理や重症心不全、重症不整脈、人工補助心臓や、心臓移植など多岐にわたる。2020年度は、小児開心術は173例行われ、入室患者は299例であった。

2023年4月より小児集中治療医の赴任により、集中治療科内に小児チームが立ち上がりHigh-intensity ICUとしての診療体制を整備し、小児心臓外科医、小児循環器科医とともに診療を行っている。教育・研究体制に関しても力を入れており、当研修プログラムを通じて集中治療医学会専門医取得に向けたサポートを受けられるとともに、今後の小児集中治療を担う人材へと成長する機会を提供できると考える。

研修対象および期間

研修対象:卒後6年目以降
小児科、麻酔科、救急科の専門医プログラム終了後
(小児循環器もしくは、小児集中治療、成人集中治療の経験がある方が望ましい)

研修期間:1-2年
個々の状況を踏まえた研修期間の設定については応相談

最終更新日:2023年05月25日

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