国立循環器病研究センター

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循環器病の研究推進

ジョイント・リサーチ・プロジェクト

ジョイント・リサーチ・プロジェクトとは

国立循環器病研究センターの特長は、基礎研究から臨床診断、治療法の開発までを研究所・病院が一体となって推進できることです。この特長を持続・発展させるためには、各部門の成果を互いに理解し合うだけでなく、新規の着想や研究開発の将来性、解決すべき課題などを十分に議論することが重要です。このプロジェクトは、基礎と臨床のジョイントリサーチを活性化し、循環器病対策における世界レベルの推進力を結集・増強することを目指した、センター内の取り組みです。

国循ジョイントリサーチプロジェクト賞

国循ジョイントリサーチプロジェクト賞は、国立循環器病研究センターのジョイントリサーチをより活発にすることを目的としています。ミーティングにおける発表内容を複数の審査員が採点し、その合計点が高かった発表者に対して授与されます。

過去の受賞者一覧

平成26年度受賞者
・南野 直人 (分子薬理部)
「心臓移植時の摘出心組織を主対象とした多層的疾患オミックス解析」
・丸山 慶子 (分子病態部)
「日本人の血栓性素因プロテインSK196E変異検出ELISA法の開発」
・西谷 友重 (分子生理部)
「心臓突然死の原因としての新たなイオンチャネル変異の解析」
・樋口(江浦) 由佳 (分子病態部)
「補助人工心臓の装着で起こる高分子量VWFマルチマー減少の分子機構解明」

平成25年度受賞者
・横田 千晶 (脳血管内科)
「小中学生に対する脳卒中啓発:Act FAST!」
・飯田 秀博 (画像診断医学部)
「迅速ガスPETシステムの臨床応用の更なる発展に向けて ―迅速ガスPETシステムの開発と臨床評価―」

若手研究奨励賞

国立循環器病研究センター若手研究奨励賞は、基礎研究あるいは臨床研究を行っている国循所属の若い研究者に対し、将来性ある活動を奨励することを目的とし ています。その趣旨から、若手研究奨励賞審査委員会においては、応募時点での研究成果だけでなく、着想の新規性や将来性、研究に対する志や熱意、向上心、 問題意識などを重視して受賞者を決定しています。

過去の受賞者一覧

平成26年度受賞者
・中山 貴文(病院・心臓血管内科・レジデント)
「特発性拡張型心筋症における持続的炎症細胞浸潤の臨床的意義」
・三好 剛一(病院・周産期婦人科・医師)
「胎児先天性心疾患における心機能評価法及び胎盤調節機能に関する探索的研究」
・光黒 真菜(病院・臨床検査部・臨床検査技師)
「妊産婦におけるヘパリン類モニタリングに関する研究」
・秋武 義治(研究所・生化学部・流動研究員)
「子宮内胎児発育遅延による低出生体重児のグレリン動態に関する研究」
・堀 美香(研究所・病態代謝部・研究員)
「消化管ペプチドを介した代謝と慢性炎症を結ぶメカニズム」

平成25年度受賞者
・前田 琢磨(輸血管理室・医師)
「感度特異度に優れたヘパリン起因性血小板減少症の診断基準の確立」
・垣野 明美(血管生理学部・研究員)
「AT1は分子レベルでLOX-1と相互作用し、酸化LDLによるシグナル伝達を促進する」
・中嶋 洋行(細胞生物学部・研究員)
「血管管腔化のin vivoイメージングと管腔化に起因する細胞応答の解析」
・木村 亨(生化学部・流動研究員)
「CNPの肺動脈疾患および炎症性肺疾患への臨床応用の基盤確立」
・吉田 守克(生化学部・研究員)
「生活習慣病に関わる新規生理活性ペプチドの同定と機能解析」

平成24年度受賞者
・坂口 豪(麻酔科・医師)
「ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)の機能的測定法(functional assay)の確立」
・柿木 佐知朗(生体医工学部・研究員)
「遅発性血栓症を解決する再内皮化促進型ステントの開発」
・原口 亮(研究情報基盤管理室・研究員)
「心エコー画像を用いた先天性心疾患の形状モデリング」
・岩井 良輔(生体医工学部・流動研究員)
「生体内組織形成術と遺伝子導入技術の融合による生体血管近似組織体の作製」

平成23年度受賞者
・樋口(江浦) 由佳(分子病態部・流動研究員)
「循環器病に関与する小胞体ストレス応答の分子メカニズムと生理的意義の解明」
・山原 研一(再生医療部・室長)
「ヒトES・iPS細胞を用いた各種血管疾患の新規病因探索」
・西垣 孝行(臨床工学部・臨床工学技士)
「小児補助循環用温風加温装置の臨床評価」
・森 健二(生化学部・室長)
「循環器疾患の克服を目指した新しい生理活性ペプチドの探索と機能解析」
・岡村 英夫(不整脈科・医師)
「ホームモニタリングを用いた心不全患者の新しい管理体制の確立に関する研究」

平成22年度受賞者
・坂野 史明(分子病態部・研究員)
「日本人に適した抗血栓療法構築のための新規疾患モデルマウスの確立」
・坂口 平馬(小児循環器科・医師)
「右室単心室に対する心臓再同期療法に関する研究」
・徳留 健(生化学部・室長)
「生理活性ペプチドを用いた新規循環器疾患治療法の開発」
・佐田 悠輔(循環動態制御部・流動研究員)
「システム工学的視点による高血圧の病態解析と治療法の提案」
・村田 欣洋(移植部・医師)
「右心ポンプ機能評価に基づく左室補助人工心臓適応およびポンプ選択基準の作成」

最終更新日:2021年09月28日

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