国立循環器病研究センター

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医療人の育成

   中央診療部門(心臓外科系集中治療コース)             レジデントコース 概要

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概要

当院ICUの歴史は古く、1977年8月より心臓血管外科の術後の患者を対象に4床で診療が開始された。1999年には心臓移植開始に合わせてクリーンルーム2床が改築され、以後約20年間16床で運用されている。病院の移転に当たり小児心臓外科がPICUとして独立し、成人心臓外科、血管外科、重症心不全の術前術後管理を行っている。2023年現在、5名のICU専従医師と麻酔科医、心臓血管外科医が協力して診療を行っている。

当センターは年間約1500名の術前術後患者が入室する日本有数のHigh volume centerであり、成人心臓血管手術患者の周術期管理を短期間で効率的に経験することができる。当院の特徴として、重症心不全患者に対する補助人工心臓装着術、心移植術や、慢性肺動脈塞栓症に対する肺動脈血栓内膜摘除術、胸腹部大動脈瘤に対する人工血管置換術などの術後症例が定期的に入室することが挙げられ、特殊な病態患者の周術期管理も学ぶことができる。

また、当院は2019年より日本集中治療医学会の認定する専門医研修施設となっており、日本集中治療医学会の指定する学会の専門医資格を持っていれば最短1年間の研修で集中治療専門医試験の受験資格を満たすことができる。

研修対象および期間

研修対象:卒後3年目以上で、麻酔科、救急科等の専門医を取得している者、または取得予定の者

研修期間:1-3年、個々の状況を踏まえた研修期間の設定については応相談。

最終更新日:2023年05月24日

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