医療人の育成
心臓血管内科部門(重症心不全・移植コース) 到達目標
研修目標
- 重症心不全・移植病棟を中心に入院患者の担当医となり、心エコーや右心カテーテルなどによる重症心不全・移植症例の病態評価、強心薬や心筋保護薬の使用と管理を学ぶ。
- 必要に応じて心臓外科、ICUやCCUと連携をとりながら、植込型VAD、体外型VAD、ECMO、IMPELLA、IABPなど補助循環装置の原理、管理方法を習得する。
- 重症心不全患者の心臓移植やDT適応について、適切な評価、検討を行う。
- VAD装着患者の担当医となり、血行動態に応じた適切な循環補助の管理、抗凝固療法の調整や創部感染の治療などについて学び、実践する。
- 心臓移植後患者の担当医となり、拒絶反応の診断・評価方法や、免疫抑制療法について学ぶ。また、冠動脈造影や血管内超音波(IVUS)による移植心冠動脈病変の評価を行う。
- 心筋生検を行い、重症心不全症例の病理学的検討や移植後症例の拒絶反応評価について学ぶ。
- 植込型VAD装着患者の在宅管理(職場復帰)を研修する。
- 心臓移植ドナーの評価・管理について学ぶ。
- 重症心不全患者、VAD装着患者のリハビリテーションについて学ぶ。
- 重症心不全患者の終末期医療・緩和ケアについて学ぶ。
最終更新日:2022年07月12日