2024年度ティーチング・アウォードに選出いただき、大変光栄に存じます。
毎年全国からモチベーションが高く、非常に優れた先生方が専門修練医やレジデントとして赴任されます。私の所属する不整脈科も様々な先生に来ていただきますが、日々の診療や研究の中で驚かされることが多くあります。熱意や姿勢だけではなく、独自の視点や新しい知識や技術など毎日私自身が学ばせていただいているなと感じています。多くのことをご指導いただいた諸先輩方の背中を追いかけながら、患者様に最適な治療が行えるよう、専門修練いやレジデントの先生方と共に日々の診療や研究に邁進していく所存です。
この度は本当にありがとうございました、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

この度は、栄誉あるティーチングアウォードにご選出いただき、誠にありがとうございます。大変光栄に存じますとともに、改めて身の引き締まる思いです。
私の所属する冠疾患科は、入退院の頻度が高く、レジデントや専門修練医の先生方には日々多忙な業務をお願いすることも多いかと存じます。そのような環境下においても、一例一例を丁寧に掘り下げ、考察する姿勢を持ち続けることで、得られる学びは何倍にも広がると信じ、日々の診療・指導に取り組んでおります。
レジデント・専門修練医の先生方が「国循で研修できてよかった」と少しでも感じていただけることが、私にとって何よりの喜びです。
今後とも、より良い教育と研修の場を提供できるよう努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

この度は大変栄誉ある賞に選出いただき、ありがとうございます。
国立循環器病研究センター心臓血管系集中治療室（CCU; Cardiovascular Care Unit）では、24時間365日対応でカテーテル治療・機械的循環補助を含めた質の高いチーム医療を提供しています。専門性の高さと日々の業務の忙しさから、多くのレジデントの先生方においては、ひとつの領域の知識や手技の修得に偏る傾向が度々みられます。しかしながら実際に目の前にいる患者様の身体の中では多種多様な病態が複雑に影響しあい、その結果として重症化していることが少なくありません。CCUに従事する医師には様々な重要臓器疾患の診断・治療に精通し、必要に応じて各診療科専門医、他職種の医療従事者と協力しながら、中枢神経、循環、呼吸など全ての臓器疾患に対して、病態を考慮した適切な治療を行うための知識、技能、態度が求められます。私自身まだまだ未熟ですので、目指すべき医師像に向け、レジデントの先生方ならびに看護師•コメディカルの皆様と切磋琢磨し、互いに成長していけるようこれからも精進していきたいと思います。
最後に、いつも仕事に前向きで、活気溢れるレジデントや看護師•コメディカルの皆様方にご評価いただけたことを非常に嬉しく思います。あらためまして、御礼申し上げます。

この度はこのような栄誉のある賞に選出頂き、大変光栄に存じます。国循の移植医療部は重症かつ複雑な病態の症例が多く集まり、非常にやりがいがあるとともに、重症心不全治療の最後の砦として責任感を強く感じる部門です。時代に逆行するかもしれませんが、レジデント、専門修練医の先生方と時には夜遅くまで診療にあたり、議論を交わしたことは私にとっても充実した時間になりました。その中で学術活動もおこなうなど非常に忙しい研修であったと思いますが、一緒に苦難を乗り越えてきた若手の先生方からご評価頂けたことは大きな財産です。私もレジデント時代には諸先輩方から多くのことを教えていただき、充実した生活を送り、成長することができました。それを後輩にも受け継いでいく国循の教育環境が今後も続いていくことを願っております。この度は誠にありがとうございました。

井上　陽介　　（心臓血管外科）

この度は、Teaching awardに選出いただき、大変光栄です。指導医、同僚、コメディカルの皆様に感謝します。各年毎に今回3回目の選出となります。私の理念は前回も記載させていただいた通り、「良い癖」をつけていただくことです。努力のベクトルも方向が間違っていれば徒労に終わることも少なくありません。私が経験してきたことで、有益であったこと・そうでなかったことを伝え同じ失敗を繰り返さない様「良い癖」をつけてそれを同じように後輩に伝えていっていただければ外科医冥利に尽きる幸せです。

 

富永　佑児　　（小児心臓外科）

このような大変栄誉ある賞に選出いただき、身に余る光栄です。また令和4年度に続いて2度目の受賞となり、心より嬉しく思います。レジデントや専門修練医の皆さんと共に学び、成長できることは、私にとって大きな喜びであり、また責任でもあります。
小児心臓外科のレジデントプログラムでは、手術、学術活動(学会発表、論文執筆)、周術期管理など、さまざまな場面でレジデントや専門修練医の先生達の限られた研修期間が充実したものになるように努力しております。小児心臓外科医として、技術の研鑽はもちろんのこと、患者さんとそのご家族に寄り添い、最善の医療を提供することが何よりも重要です。そのためには、確かな知識と技術だけでなく、チーム医療の中での協調性、冷静な判断力、そして患者さんやご家族への誠実な姿勢が求められます。こうした姿勢を後進の医師に伝え、共有していくことも、私の大切な使命の一つと考えております。今後も、安全で質の高い医療の提供と、次世代を担う心臓外科医の育成に尽力してまいります。

塩澤　真之 （脳血管内科）

この度は大変名誉ある賞に選出いただき誠にありがとうございます。今回で3度目の受賞にはなりますが、まだまだ未熟な私としては、本当に身の引き締まる思いです。私自身、これまで培った脳卒中の知識、経験のほとんど全ては国循で学んできたものですので、私がこの賞を受賞していることは、国循での研修がいかに充実したものであったかを物語っていると思います。高いモチベーションを持つレジデント・専門修練医の先生方とこれからも切磋琢磨し脳卒中診療を盛り上げて行きたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

阿部　宗一郎 （脳神経内科）

この度はティーチングアウォードをいただき、誠にありがとうございます。このような栄えある賞をいただけたこと、大変光栄に感じております。
私は脳神経内科で主にカテーテル手技を専門としておりますが、まだまだ若輩者であり、レジデント時代に学んだことを基に、日々研鑽を積んでおります。私にとって指導は、後輩に知識や技術を伝えるだけでなく、私自身の成長を促す貴重な機会でもあります。そのため、指導の機会をいただいているレジデントや専門修練医の先生方に、改めて感謝申し上げます。
日々抱える問題を通じて、今後も臨床・教育の両面で精進し、後進の育成に尽力したいと考えています。そして、患者さんにより良い医療を提供できるよう、自己成長を続けていきたい所存です。この度の受賞を大変光栄に思い、今後も責任を感じながら努力を続けてまいります。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

澤田　雅美　　（産婦人科）

この度はこの様な素晴らしい賞を頂くことができ、大変嬉しく思っております。国立循環器病研究センターでは毎年多くのレジデントが入職し、日々の診療を通じて学び、そして次のステップに巣立っていきます。私自身、初めはレジデントとして入職し、これまで素晴らしい指導医の先生方や同僚のレジデントと出会い、様々なことを学ばせて頂きました。気が付けば指導する立場になっており、今回賞を頂いたことは、まだまだ未熟な私にとって身の引き締まる思いです。これからも一つ一つの症例を大切にし、私自身が最良の医療を提供できるよう努力していく中で、後輩の先生方に産科診療の楽しさを伝えていければと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。

 

森永　將裕　　（麻酔科）

このたびは、栄誉ある賞を頂戴し、大変光栄に存じます。修練医として着任してから5年が経ちましたが、長いようであっという間でもあり、さまざまな想いが去来しています。年を重ねるごとに、毎年新たに加わるレジデントの先生方との年齢差も広がり、それに伴い、指導や日々の関わり方について改めて考えさせられる機会も増えました。今後も、スタッフ間、そして他科の先生方やレジデントの先生方とも互いに敬意を持って接し、より良い周術期管理を目指して切磋琢磨し合える関係を築いていければと思っております。そして、自分自身はもちろん、全国から集まるレジデントの先生方が誇りに思えるような、そんな国循麻酔科を創り上げる一助となれるよう、より一層努めてまいります。