国立循環器病研究センター

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医療人の育成

令和2年度 レジデント・アウォード受賞者のコメント

ベスト専門修練医 最優秀賞:横山 靖浩先生(心臓血管内科)

この度はこのような栄誉ある賞を頂き大変光栄に思います。
受賞にあたりご指導頂いた指導スタッフの先生方、また日々の研修を同じく支えあったレジデントの仲間そしてコメディカルの皆様には大変感謝申し上げます。
当センターでの専門修練医としての2年間は自身のサブスペシャリティの飛躍に専念できる特別ともいえる期間であり、大変貴重な経験をさせて頂きました。指導頂いた先生方は臨床力・研究力・マネージメント力どれも卓越し尊敬できる方々に恵まれておりました。充実した臨床経験だけでなく研究についてもデータの収集と解析にのみならず研究所にも足を運び各方面のスペシャリストからのご支援・指導を頂けたことは当施設だからこそと感じます。
今後は地方にまた戻りますがここで得られた知識や経験、絆を活かし目の前の患者さんに多く還元すること、そして後進へとつないでいき良い循環を継承していきたいと思います。どうか今後ともご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。そして本当にありがとうございました。

ベスト専門修練医 優秀賞:吉岡 祐希先生(心臓血管外科)

この度はこのような栄誉ある賞に選出いただき、ありがとうございます。
これも日々指導して頂いた先生方や、診療を支えてくださったコメディカルの方々、ともに研鑽したレジデントの仲間のお陰だと感じております。
心臓血管外科で修練した2年間は、これまで経験したことのない症例を数多く経験することができ、日々学ぶことばかりで、振り返ればあっという間に過ぎた、濃密な2年間でした。臨床経験だけでなく、論文や学術活動なども指導して頂き、また医師としての基本姿勢も学ぶことで、一人の人間としても成長することができたと思います。
今後は国循で学んだことを生かし実践することで、自分の成長に加えて、一人でも多くの患者さんを救えるように、また後輩たちに伝えていけるように、日々精進していきたいと思います。2年間ありがとうございました。

ベスト専門修練医 準優秀賞:内田 充先生(脳神経外科)

この度はレジデントアウォードに選んで頂きありがとうございます。1年半研修をさせて頂き、これまで経験できなかった希少疾患や難症例の治療を学ぶことができました。その中で症例毎の"スライド制作"は、疾患や治療を理解するのに有益でした。作成する間に、理解が不十分な部分や治療内容を検討し、プレゼンすることで自分が気づけなかった部分が修正され、一例一例理解を深めることができました。
国循での研修は楽な日々ではありませんでしたが、人が苦を感じるのは自分の知らない知識や技術に直面した瞬間であり、それを獲得することで苦が楽に変わると信じ勉強してきたつもりです。'先難而後獲'ではありませんが、今後は国循で学んだ事を生かし日々の診療に臨んでいこうと思います。
最後になりますが、ご指導いただいた先生方や診療にご助力頂いたレジデント、コメディカルの方々に深く感謝申し上げます。

ベスト専門修練医 準優秀賞:小椋 史織先生(脳血管内科・脳神経内科)

この度は栄誉ある賞を頂き大変光栄に存じます。日頃からご指導いただいております、脳血管内科・脳神経内科をはじめ各科のスタッフの先生方、コメディカルの皆様、そしてレジデントの先生方に厚く御礼申し上げます。
センターでの研修を通じて、脳卒中診療だけでなく、臨床研究や治験など、他にはないたくさんの経験ができました。日本の脳卒中をリードするスタッフの先生方からは、豊富な知識と情熱を持って、診療と研究どちらにも真剣に向き合う姿勢を教えていただきました。また、背景が様々な、高い志を持ったレジデントの先生方と出会えたことは、一生の財産となりました。この2年間は、決して楽しいことだけではありませんでしたが、仲間がいてくれたことで乗り越えることができました。
私自身はこのような素晴らしい賞をいただける成果を残せたとは思えませんが、選んでいただいたからには、この賞に恥じぬよう、これからも研鑽を積んでまいりたいと思います。センターで学んだことを生かして、少しでも患者さんの手助けができるよう努力いたします。今後とも、ご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

ベストレジデント 最優秀賞:市原 慎也先生(心臓血管内科)

この度はレジデント・アウォードという栄誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。
先代の受賞者の方々と違い、私のような未熟者が運よく選出いただけたのはひとえに、日頃よりご指導くださっている素晴らしい指導医の先生方、優秀で優しい専門修練医およびレジデントの先輩方、志が高く切磋琢磨しあえるレジデント同期や後輩の先生方、そして日々の診療を支えてくださる病棟の看護師およびコメディカルの皆様方のおかげと確信しております。この場を借りて、深くお礼申し上げます。
センターで過ごした3年間はここでしか経験のできない、どれも貴重で刺激的なものでした。毎朝のカンファレンスやスタッフの先生方がしてくださるレジデント向けの講義では、日本の循環器を最前線で引っ張っておられる先生方の頭の中を覗かせてもらい、基礎から応用まで 全ての循環器診療の考え方についてご教示いただきました。日々の診療からは幅広い症例に触れ、一人一人にあった医療を細部まで提供することの難しさを知りました。
自分の至らなさ故に色んな方々にご迷惑をお掛けしたことが多々あり、もっと上手くできていたら と後悔や申し訳ない気持ちがありますが、せっかくいただいた名誉ある賞に恥じぬよう引き続き精進して参る所存です。今後ともご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。

ベストレジデント 優秀賞:鴨川 徳彦先生(脳血管内科・脳神経内科)

レジデント奨励賞:京本 萌先生(産婦人科)

レジデント奨励賞:山口 枝里子先生(脳血管内科・脳神経内科)

この度は、レジデント・アウォードという名誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。これもひとえに日頃より熱いご指導をいただきました脳血管内科・脳神経内科、脳神経外科をはじめとする各科の先生方、一緒に患者さんのことを考えてくれたコメディカルの皆様、国循へ送り出してくれた地元 岩手県立中央病院 脳神経内科の先生方、そして日頃より切磋琢磨したレジデントの先生方の支えがあったことと深く感謝申し上げます。
脳血管障害は病巣や血管支配、主幹動脈病変や心疾患の有無など多方面から検討し、発症機序を同定し、適切な予防を行い、再発させないことが重要です。うまく発症機序を想定できず悩むこともありましたが、日々のカンファレンスでの議論や指導をいただき、多くの症例を経験することができました。結果として、物事を貪欲に何度も検討をし、的確な判断をする能力を培うことができたと思います。
この賞を励みに、日本の脳卒中診療に貢献できる医師となれるように、日々精進していきたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

レジデント奨励賞:岩永 光史先生(心臓血管内科)

この度はレジデントアウォードに選出して頂き大変光栄に存じます。
日々ご指導頂いている先生方や病院スタッフの方々の支えがあっての受賞だと思います。また、医師としての基礎を育んでいただいた、さいたま市立病院の先生方にもこの場を借りて御礼申し上げます。
当センターでは他施設ではなかなか経験できないような症例に多く恵まれ、2年経った今でも大きな刺激を受ける毎日です。研修開始時は経験したことのない重症例やレベルの高いカンファレンスにここでやっていけるのだろうかと不安ばかりでしたが、スタッフの先生方の細やかな指導でどうにか一歩ずつ進むことができた2年間だと感じています。また、学会発表や研究面でも多くの御指導により様々な経験をすることができました。私自身はすぐ気を抜きがちな性格をしているので、全国から集まった志の高い同期や先輩方に置いていかれないよう自分を奮い立たせながら3年目もさらなる研鑽を積みたいと思います。

レジデント奨励賞:島倉 孔哉先生(麻酔科)

この度はレジデント・アウォードに選出頂き大変光栄に思います。日々ご指導いただいた麻酔科の先生方をはじめ、各科の先生方、手術室スタッフの皆様には深く感謝申し上げます。
国循での2年間のレジデント生活は日々刺激的であり、緊急症例や他施設では経験出来ないような重症例を、豊富に経験することができました。麻酔科の先輩方からは熱心に指導して頂き、臨床・研究の両面において、幅広く熟達した知識・技術を惜しみなく伝授していただいたことには、感謝の念に堪えません。このような環境で、日々自分の成長を感じながら医療を行えたことは、私の医師人生において極めて貴重な経験であり、国循でなければ得難いものであったと思います。
とはいえまだまだ未熟な身であり、この2年間の経験を活かし、更なる臨床・研究能力の向上に努める次第です。今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

最終更新日:2021年09月26日

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