トピックス
循環器病対策情報センター ニュースレター Vol.19(2026.9.1)
第5回循環器病対策情報センター講演会
「世界の疾病負荷研究(GBD):日本における活用の可能性と課題」開催のお知らせ
循環器病対策情報センター長
飯原弘二
現在、循環器病対策情報センターは、令和8年度の「脳卒中・心臓病等の対策に係る総合推進事業」の本格的な実施に向けて、厚生労働省との定期的な会合を進めています。 循環器病対策の事業計画の立案・進捗評価を図る上で、グローバルヘルスの観点で見た日本の現状を理解しておくことは重要です。また、医療DXとの連携・循環器病に関するバーチャルDB(仮)の構築の事業において、循環器病に関する、既存のリソースを活用した新しい循環器病データ基盤の構築と、循環器病対策に対する科学的根拠に基づく評価を可能とする情報提供を行います。
さて、令和8年9月24日(木)午後2時から、東北大学大学院医学系研究科 グローバルヘルス政策学分野の野村周平先生をお招きして、第5回循環器病対策情報センター講演会を開催します。
野村先生は、東京大学薬学部・同大学院を経て、Imperial College Londonで博士号を取得。東北大学災害科学国際研究所および医学系研究科グローバルヘルス政策学分野教授、慶應義塾大学医学部特任教授、国際医療福祉大学大学院特任教授。国際共同研究「世界の疾病負荷研究(GBD)」の日本研究を主導し、都道府県別の疾病負荷分析を行うとともに、健康日本21や日本のグローバルヘルス戦略に関する政策議論、G7サミットにおける保健外交の議論などに関わってこられ、Stanford University・Elsevierが公表する「世界で最も影響力のある科学者トップ2%」に2021年以降継続して選出されている、世界におけるグローバルヘルス政策学分野の第一人者のお一人です。
Global Burden of Disease(GBD)は、各国・地域の疾病負荷を共通の方法で推計し、死亡、疾病、障害、リスク要因などを比較可能な形で示す国際共同研究です。本講演では、GBDの基本的な考え方と日本の推計に用いられるデータ、都道府県別推計の特徴を概説されます。その上で、循環器疾患を例に、人口動態統計、NDB、DPC、疾患登録など国内データとの関係を整理し、GBDを循環器病対策の評価・検討にどのように活用し得るのか、その可能性と留意点について議論される予定です。
臨床・行政・研究の立場で、循環器病対策の推進に関わっておられる皆様に、今回の野村先生のご講演は大きな示唆を与えていただけるものと考え、今回の講演会を企画させていただきました。最後になりましたが、今後とも循環器病対策情報センターの活動にご協力、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
第5回循環器病対策情報センター講演会
日時 令和8年9月24日(木)午後2時から3時
開催形式 Microsoft TeamsによるWEB配信
タイトル
世界の疾病負荷研究(GBD):日本における活用の可能性と課題
演者
東北大学大学院医学系研究科 グローバルヘルス政策学分野教授
野村周平先生
要旨
Global Burden of Disease(GBD)は、各国・地域の疾病負荷を共通の方法で推計し、死亡、疾病、障害、リスク要因などを比較可能な形で示す国際共同研究である。本講演では、GBDの基本的な考え方と日本の推計に用いられるデータ、都道府県別推計の特徴を概説する。その上で、循環器疾患を例に、人口動態統計、NDB、DPC、疾患登録など国内データとの関係を整理し、GBDを循環器病対策の評価・検討にどのように活用し得るのか、その可能性と留意点について議論する。
■参加登録フォーム URL
https://forms.cloud.microsoft/r/qpmC83urhd
締切:9月18日(金)正午まで
以上
最終更新日:2026年09月04日

