国立循環器病研究センター

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循環器病対策情報センター ニュースレター Vol.14 (2026.7.21)

第4回循環器病対策情報センター講演会
がん登録制度の運営の経験より~法制化の影響、政策の評価等
開催のお知らせ

循環器病対策情報センター長
飯原弘二

 

現在、循環器病対策情報センターは、令和8年度の「脳卒中・心臓病等の対策に係る総合推進事業」の本格的な実施に向けて、厚生労働省との定期的な会合を進めています。その4つの柱の中で、「医療DXとの連携・循環器病に関するバーチャルDB(仮)の構築に向けた検討」があります。循環器病に関する、既存のリソースを活用した新しい循環器病データ基盤の構築と、循環器病対策に対する科学的根拠に基づく評価を可能とする情報提供」が、この事業のミッションです。

さて、令和8年7月30日(木)午後5時30分から、東京大学大学院医学系研究科 公衆衛生学分野の東 尚弘先生をお招きして、第4回循環器病対策情報センター講演会を開催します。

東先生は、国立がん研究センター がん政策科学研究部(がん臨床情報部に改称)部長等を歴任され、2022年に、東京大学大学院医学系研究科 公衆衛生学分野教授にご就任されておられます。現在、循環器病対策情報センターの参与として、貴重なご意見を頂いております。

がん登録は、以前の院内がん登録、地域がん登録、学会がん登録から、2013年の「がん登録推進法」の成立を経て、国の事業としての全国がん登録が生まれました。またがん登録により、がん対策評価に患者の視点を取り入れるための全国患者調査が実施されるようになりました。

脳卒中と心臓病の患者の登録については、循環器病対策情報センターは、既存のリソースを活用した「バーチャルデータベース」構想を進めています。この一連のがん登録の歴史の中で、東先生は、中心的な働きをされてこられました。脳卒中と心臓病のバーチャルデータベース構想の制度設計に、今回の東先生のご講演は大きな示唆を与えていただけるものと考え、今回の講演会を企画させていただきました。最後になりましたが、今後とも循環器病対策情報センターの活動にご協力、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

第4回循環器病対策情報センター講演会

日時

令和8年7月30日(木)午後5時30分から6時30分

場所

研究所第14会議室

タイトル

がん登録制度の運営の経験より~法制化の影響、政策の評価等

演者   

東京大学大学院医学系研究科 公衆衛生学分野 教授

東 尚弘先生

 

要旨

がん登録は、以前より院内がん登録、地域がん登録、学会がん登録が、実施されていた。2013年12月にがん登録推進法が成立し、2016年から、全国がん登録については法律で病院に届出義務が生ずることになった。これは正確な統計のためには有用であるが、同時に全国がん登録の実施が国の事業となったことで、厳しい透明性も求められることから、罰則も含めた法律に基づく運営がなされることとなった。そのような経験をご紹介するとともに、今後の制度設計をするならば留意すべき教訓についてお話しする。また、がん登録によって、がん対策評価に患者の視点を取り入れるための全国患者調査に活用されるなどの新しい活動を支えるインフラが整備されてきた。そのような経験もご紹介する。

 

以上

 

最終更新日:2026年07月21日

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