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アドレノメデュリンを用いたCADASIL治療薬開発に関する独占的実施許諾契約の締結について
令和8年4月6日
国立研究開発法人国立循環器病研究センター(所在地:大阪府吹田市、理事長:大津欣也、以下「国循」)は、株式会社ファーマフーズ(本社:京都市)との間で、天然型ヒトアドレノメデュリンを用いたCADASIL(カダシル)治療薬の開発および商業化に関する独占的実施許諾契約を締結しました。
本契約に基づき、国循が保有するアドレノメデュリンに関する特許および臨床研究成果について、株式会社ファーマフーズに対し、日本、韓国および台湾における独占的実施権が許諾されます。
アドレノメデュリンは、1993年に北村和雄氏(宮崎大学特別教授)および寒川賢治氏(国立循環器病研究センター名誉研究所長)らにより発見された生理活性ペプチドであり、血管拡張作用や血管内皮保護作用などを有することが知られています。国循、特に脳神経内科・CADASIL創薬研究部ではこれまで、脳小血管疾患を含むさまざまな循環器・脳血管疾患に対する治療応用の可能性について研究を進めてきました。
今回の契約は、国循における基礎研究および臨床研究の成果を社会実装へとつなげ、CADASILという治療法の確立していない希少疾患に対する新たな治療選択肢の創出を目指すものです。
なおCADASILに関する詳細は以下をご参照ください。
脳小血管病情報ポータル
国循は今後も、アカデミア発の研究成果を産学連携により医療現場へと還元し、循環器病および脳血管疾患の克服に向けた研究開発を推進してまいります。
最終更新日:2026年04月06日