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当センター理事長等の過去の研究活動への指摘に対する対応について
令和5年7月19日
国立循環器病研究センター
日頃より当センターに運営に対しては、格別のご高配を賜り御礼申し上げます。
さて、本年6月に、外部の私的なサイトにおいて、当センター理事長が過去に責任著者を務めた複数の論文について、画像の不適切な使用があるのではないかとの指摘がなされました。
また、同サイトにおいては、元研究所副所長が過去に責任著者を務めた複数の論文についても、同様の指摘がなされております。
指摘を受けた論文は、いずれも当センターの研究成果ではございませんが、当センターとしましては、本件を踏まえ、これらの指摘について調査を行うため、これら当事者や当センターに利害関係のない第三者のみからなる第三者調査委員会を立ち上げ、調査を開始することを決定いたしましたので、お知らせいたします
第三者調査委員会の委員については、人選が終了次第、8月上旬を目途に、予備調査に相当する調査を開始し、予備調査の結果、本調査が必要と判断された場合には、本調査を行うこととしております。
今後、調査結果がまとまりました段階で、結果を公表いたします。
なお、今回の件で、病院の診療体制には全く影響はございません。スタッフ一同、これまで同様に、皆様にとって最善な治療を行ってまいりますので、安心して当センターを受診していただければと思います。
当センターとしましては、今後とも、研究活動の公正な実施に努めてまいります。
以上
* 予備調査:指摘された内容の合理性、調査可能性等を判断するために行う調査
* 本調査:特定不正行為(捏造、改ざん又は盗用)が行われたかどうかを判断するために行う調査
最終更新日:2023年07月19日