国立循環器病研究センター

メニュー

広報活動

国立循環器病研究センターとキングス・カレッジ・ロンドンの基本合意(MoU)締結について

2023年9月25日
国立循環器病研究センター

 

国立研究開発法人国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、以下「国循」)とキングス・カレッジ・ロンドン(イギリス・ロンドン)とは、学術的な交流に関するMoU(Memorandum of Understanding)を、現地時間2023年8月30日付で締結いたしました。
本合意により、国循とキングス・カレッジ・ロンドンは、研究協力や人材交流について、協力して進めてまいります。

【基本合意の主な内容】

◆ 両当事者は、学術的交流、文化的交流、共同研究及びその他の形態の学術的協力並びに学生及び職員の交流から、相互利益を得ることができると考える。
  両当事者は、強固な学術上のつながり及び関係を発展させることに利点を見出し、相互理解及び学術、文化及び人的交流を促進することを目的として、友好及び協力の関係を確立するための協議に入ることに原則として同意する。
◆ パートナーシップは、特に、次のことを意図している。
 ① 研究協力
 ② 学術交流
 ③ 学生交流
 ④ 共同研究費申請
◆ 本覚書は、両当事者間の書面による相互の合意により早期に終了、撤回または変更されない限り、発効日から5年間有効である。

【基本合意締結の背景】

◆ 国循では、2022年2月に、「大津ビジョン“循環器領域における世界最高峰の機関を目指して”」を策定しました。その中で、医学分野の研究がグローバルに展開する中、海外の研究機関との連携を積極的に進めることを掲げています。
  今回、その第一弾として、キングス・カレッジ・ロンドンとパートナーシップの構築について合意することができました。
◆ キングス・カレッジ・ロンドン(https://www.kcl.ac.uk/)は、1829 年に設立された国際的に有名な大学であり、優れた教育と世界をリードする研究を提供する機関です。
  生命科学・医学部 (https://www.kcl.ac.uk/lsm)は、幅広い分野における医学教育と研究を推進しており、その中で循環器・代謝学部は心血管疾患の克服を目指す英国心臓財団の後援を受け英国における循環器研究の中核拠点です(https://www.kcl.ac.uk/scmms/bhf-centre)。 臨床医と基礎科学者が協力し、重要な研究課題に取り組み、イノベーションを実現しています。
◆ 今回の合意により、双方が、人材交流を含む研究面での交流を進めるとともに、それぞれが保有する知的財産権についても相互利用の途が開かれます。
  国循としては、この機会を最大限に活かし、日本のみならず、世界の循環器医療の発展に積極的に貢献してまいります。

以上

 

写真左から2人目が国循の大津欣也理事長、
一番右がキングス・カレッジ・ロンドンの生命科学医学部長のエイジェイ・シャー教授

 

 

【報道機関からの問い合わせ先】

国立循環器病研究センター企画経営部広報企画室
TEL : 06-6170-1069(31120)
MAIL: kouhou@ml.ncvc.go.jp

最終更新日:2023年09月25日

設定メニュー