広報活動
各地の特産品を活用した美味しい減塩食を発掘するレシピコンテスト”国循のご当地かるしおレシピプロジェクト”が今年もレシピ公募を開始
平成26年8月29日
国立循環器病研究センター(略称:国循)では、①循環器病予防のための食生活改善に地域ぐるみで取り組む動きを支援するとともに、②地産地消・地域振興にも貢献したいと考え、各地の特産品を活用した美味しい減塩食を発掘・応援する「国循のご当地かるしおレシピプロジェクト2014」のレシピ公募を開始します(締切り本年11月末まで)。
国循の病院食をレシピ本にした「国循の美味しい!かるしおレシピ(正編・続編)」(セブン&アイ出版)が、累計33万部に達する等、塩を軽く使ってうまみを引き出す、減塩の新しい考え方(1食塩分2g未満、500kcal台のバランス献立)が一躍脚光を浴びています。
国循では、この動きを全国に波及させ、循環器病予防のための食生活改善に地域ぐるみで取り組んでいただくために、昨年度から、各地の特産品(野菜、肉、魚等)を活用した「ご当地かるしおレシピ」を全国から公募したところ、北は北海道から南は沖縄まで、また高校生・学生からプロの料理人・企業に至るまで、全国から350を超えるレシピの応募がありました。その中で、①美味しい、②塩分控えめ・栄養バランスがとれている、③地域ぐるみで食生活改善に取り組んでいる等一定の要件に該当するレシピを選定・表彰(最高賞金100万円)し、そのレシピと調理法は各地の"まち興し"や講習会、企業の商品開発等へと展開しました。今回は、その第2回目として公募を開始するものです。
日本人の食塩摂取量は、成人1人1日あたり平均値で10.5g(男性11.3g、女性9.6g)(平成24年国民健康・栄養調査)であり、食塩摂取基準の目標量である成人男性9.0g未満/日、成人女性7.5g未満/日を上回っています。食塩の摂り過ぎは血圧を上げ、脳卒中や心臓病といった循環器疾患の発症の危険性を高めることにつながります。本プロジェクトを通じ、創意工夫を楽しみながら郷土色豊かなレシピが多数集まることを期待しています。
スケジュール
応募期間 | 平成26年8月~平成26年11月30日(日) |
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一次選考(書類選考) | 平成27年1月 |
最終選考(実技審査) | 平成27年3月7日(土) 会場:相愛大学(大阪市住之江区) 大会名 "第2回S-1g(エス・ワン・グランプリ)大会"※ ※"Salt(塩)を1食1g減らそう(-1g)"を表したもの |
※昨年度の優秀作品や最終選考会の動画も閲覧できます。
国循のご当地かるしおレシピプロジェクト
※本資料は、大阪科学・大学記者クラブ、大阪経済記者クラブほか、報道関係の皆様にお届けしております。
【本件に関するお問い合わせ先】
国立循環器病研究センター 総務部 広報係 辰巳・中野
TEL:06-6833-5004(内線2116) FAX:06-6833-9865
E-mail: karushio::ml.ncvc.go.jp
最終更新日 2014年08月29日
最終更新日:2021年09月28日