国立循環器病研究センター

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レシピ本第2弾「続 国循(こくじゅん)の美味しい!かるしおレシピ」発売!

~美味しい食事で生活習慣病を予防~

国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:橋本信夫、略称:国循)は、実際に入院患者さんに提供している病院食をまとめたレシピ本第2弾続 国循の美味しい!かるしおレシピ 実物大!野菜10g目安がわかるまな板シートつき(セブン&アイ出版刊)を全国の書店にて発売いたします。

国循が入院患者さんに提供している病院食は、日本高血圧学会が治療指針で勧める1日の塩分摂取量6グラム未満に合わせ、1食2g未満となる減塩食です。一般的に減塩食は「味が薄い」と思われがちですが、国循の減塩食は素材を「八方だし」につけ込んでから調理するなどの工夫により、少量の塩分でも素材の旨味を引き出し「美味しい」という評価をいただいています。さらに国循の病院食は、循環器病の入院患者さんに実際に提供している「治療食」ですので、単なる減塩食にはとどまらず、エネルギーを500kcal台に抑え、タンパク質、脂質、食物繊維、コレステロールなどにも配慮しており、それが「かるしおレシピ」の考え方となっています。

本書では、前回からレシピ数を増やし和洋中91点のレシピを紹介しています。また、血圧の高い人だけではなく、エネルギーやコレステロールなどを抑えたいという方が簡単にメニューの組み合わせを変更できる「アレンジアドバイス」を追加しました。少しのアレンジで糖尿病や脂質異常症の人にも活用していただけます。もちろん健康な人が食べていただければ循環器病の予防につながることが期待できます。

国循では、「かるしおレシピ」をより多くの方に日常的に食べていただけるように、本の出版をはじめ、給食会社、介護施設などへのレシピの提供、レシピのインターネット配信、弁当販売などを実施してきました。今では「かるしおレシピ」は大企業の社員食堂のメニューとなり、また複数のデパ地下で販売されています。今後もレストランチェーンや食品メーカーとの連携などをはかり、かるしおレシピがもっと多くの場所で、多くの人に役立てていただけるよう取り組んでまいります。

【書名】 『続 国循の美味しい!かるしおレシピ 実物大!野菜10g目安がわかるまな板シートつき』
【著者】 独立行政法人 国立循環器病研究センター
【料理監修・調理指導】 独立行政法人国立循環器病研究センター臨床栄養部 栄養管理室 調理師長 竹田博幸
【書籍概要】 判型/B5判
頁数/本文128ページ
印刷/オールカラー(4色)
予価/1,575円(本体1,500円+税)
レシピ数/91点
付録/実物大!野菜10g目安がわかるまな板シート
発売/2013年12月9日(月)
発行/株式会社セブン&アイ出版
	『続 国循の美味しい!かるしおレシピ 実物大!野菜10g目安がわかるまな板シートつき』
【主な構成】 ・国循の使命と循環器病予防への取り組み
・実践!かるしお生活
・減塩がなぜ体にいいのか
・基本のだし汁と八方だしの作り方
・調理のかるしおポイント7
・新・かるしお献立10
・材料別で選びやすい単品おかず
・まとめ作りできる単品おかず
・かるしお生活Q&A
・もっと楽しく!かるしお生活アドバイス
・かるしおレシピをもっと広めるために

最終更新日 2013年12月09日

最終更新日:2021年09月28日

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