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脳血管リハビリテーション科

医療関係者の皆様へ

診療実績

診療科別依頼件数

 平成28年度から令和2年度までの診療科別の理学療法依頼件数の推移です。全ての診療科において依頼件数が増加しています。

診療科別依頼件数

 平成28年度から令和2年度までの診療科別の作業療法依頼件数の推移です。全ての診療科において依頼件数が増加しています。

脳内科から依頼のあった患者さんの退院先(自宅・転院)割合

 平成28年度から令和2年度までに脳内科から理学療法依頼のあった患者さんの退院先の推移です(入院中死亡、他疾患での転院例は除外)。自宅退院患者さんが全体の過半数を超えています。また、当センターは近隣の回復期リハビリテーション病院との地域連携も円滑に行っています。

理学療法を行った症例の各年度における平均入院期間

 平成28年度から令和2年度までに理学療法を行った患者さんの平均入院期間の推移です。近年の入院期間は、平均3週間以内です。

令和2年度 言語聴覚療法依頼内容


 言語聴覚療法の対象患者さんも年々増加しており、脳内科及び脳外科からの依頼が約8割を占めます。令和2年度の依頼件数は2307件に達し、その内訳は失語症が319件、失語症以外の高次機能障害が765件、音声・構音障害が736件、嚥下障害が487件でした。失語症と嚥下障害、失語症以外の高次機能障害と音声・構音障害と嚥下障害など、ひとりの患者さんに依頼内容が2つ以上の場合も有るため、患者さんの実数は、1845人です。
 失語症やそれ以外の高次機能障害は急性期の不安定な病態や心理面に配慮しながら、可能な限り定式的な検査を試み、回復期リハビリテーション病院への転院の必要性を検討し、必要に応じて、検査結果・訓練経過を転院先へ申し送ります。
 嚥下障害は脳内科では、医師と看護師とで初期評価を行い、経過を診ていくシステムが確立されています。その一方で、心臓内科および心臓外科からの依頼はほぼ全例が嚥下障害例で、重症心不全や術後の反回神経麻痺、長期臥床・廃用症候群などが原因となっています。

臨床研究

 脳血管リハビリテーション科における依頼の約5割が脳内科および脳外科からの依頼であり、脳血管疾患が主たる対象疾患です。さらに当センターの特徴として、救急医療を担っていることより、急性脳卒中例が大半(8-9割)を占めています。
 当科の取り組みとして、①急性脳卒中例に対する新たなリハビリテーション法と評価法の確立に向けた臨床研究、②急性脳卒中の自宅退院例に対する包括的循環器リハビリテーションプログラムの有効性の検証、③慢性心不全・心疾患患者に対する早期離床、QOL改善を目指したHAL腰タイプ・和温療法の導入、に関する研究活動を行っています。
 結果は関連学会、論文等で発表しています。

2020年 業績

学会発表

  1. 横田千晶,中島孝:拡散テンソル画像による急性期脳卒中例に対するHALを用いた早期歩行訓練の効果:第57回日本リハビリテーション医学会学術集会,京都国際会館,京都,2020年
  2. 横田千晶,中西道郎,中島孝:シンポジウム 急性期脳卒中リハビリテーション:HAL歩行運動療法と包括的循環器リハビリテーション:第61回日本神経学会学術大会,岡山,オンライン学会,2020年
  3. 山本壱弥,北田貴士,藤本康之,中西道郎,後藤葉一,横田千晶:第10回コメディカル賞審査講演会2 看護・薬剤 リハ部門,開始時栄養状態からみた慢性心不全例に対するHybrid Assistive Limb腰タイプを用いたリハビリテーションの効果:第84回日本循環器学会学術集会,京都,オンライン開催,京都,2020年
  4. 太田幸子,小泉沙貴,藤本康之,横田千晶:急性脳卒中自宅退院例での退院後身体活動量低下例の特徴:第45回日本脳卒中学会学術集会,横浜,オンライン学会,横浜,2020年
  5. 鎌田将星,山本壱弥,小泉沙貴,塩見啓悟,太田幸子,碇山泰匡,藤本康之,田中まどか,馬明克成,小西治美,三谷律子,老田章,三井佐代子,横田千晶:シンポジウム9 脳卒中再発・重症化予防のための看護指導の効果とエビデンス〜脳卒中・循環器病対策基本法成立の機に〜 脳卒中再発予防に向けた包括的循環器リハビリテーションプログラムへの取り組み:第45回日本脳卒中学会学術集会,横浜,オンライン学会,横浜,2020年
  6. 鎌田将星,三浦弘之,中西道郎,藤本康之,吉原史樹,有里哲哉,松尾美紀,横田千晶:外来慢性腎臓病患者への心臓リハビリテーション適応を検討する:第26回日本心臓リハビリテーション学会学術集会,福岡,オンライン学会,2020年
  7. 鎌田将星,竹中悠司,藤本康之,横田千晶:急性期延髄外側梗塞例の臨床的特徴と機能転帰についての検討-NCVC Lateropulsion study-:第60回近畿理学療法学術大会,大阪,オンライン学会,2020年
  8. 山原史裕,西原八寿子,竹林みよ子,上田 慶,藤本康之,横田千晶,倉角哲也,趙 崇貴,高松 淳,小笠原 司:急性期脳卒中重症上肢機能障害に対するバイオフィードバック・リハビリテーション-距離センサアレイの開発-:第74回国立病院総合医学会,新潟,オンライン学会,2020年
  9. 竹中悠司,鎌田将星,藤本康之,横田千晶:Lateropulsionを合併した脳卒中急性期での姿勢制御:第45回日本脳卒中学会学術集会,横浜,オンライン学会,横浜,2020年
  10. 村川雄一郎,竹林みよ子,山原史裕,西原八寿子,藤本康之,横田千晶:退院後アパシーを生じた急性期脳卒中自宅退院例の運動機能の特徴:第45回日本脳卒中学会学術集会,横浜,オンライン学会,横浜,2020年

著書・論文

  1. Ando D, Yokota C, Koshino K, Yasuno F, Sato T, Yamamoto A, Odani H, Nakajima T, Higuchi T, Tatsumi E. Microstructural white matter changes following gait training with Hybrid Assistive Limb initiated within 1 week of stroke onset. J Neurol Sci 415;116939, 2020
  2. 太田幸子,尾谷寛隆,横田千晶:急性期脳梗塞−リスク管理と病態把握−.理学療法ジャーナル 54.No.2,2020
  3. 山本幸夫,横田千晶:回復期リハビリテーション 5 麻痺.BRAIN NURSING ブレインナーシング2020年夏季増刊(通巻487号).179‐191,2020

最終更新日:2021年11月19日

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