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脳神経外科

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(2025年4月)

お知らせ

脳神経外科の概略

国循脳神経外科|大阪・吹田から世界へ

国立循環器病研究センター(NCVC)は、大阪・吹田に位置する、脳と心臓血管に特化した高度専門医療研究センターです。

脳神経外科では、脳血管障害に対する外科手術、血管内治療、定位放射線治療(ガンマナイフ)を中心に診療を行っています。
多様な治療手段を組み合わせ、患者さん一人ひとりに適した医療の提供をめざしています。

国循脳神経外科の特長 〜高度な3本柱の治療〜

国循脳神経外科では、以下の3つの治療法を組み合わせた総合的な医療体制を整えています。

3本柱の治療

  • 顕微鏡手術(マイクロサージェリー)
  • 血管内治療(カテーテル治療)
  • 定位放射線治療(ガンマナイフ)

これらの治療法を、大阪・吹田の拠点において一つの診療科の中に統合し、患者さんに適した選択肢を提供できる体制を整えています。
各分野の専門医が連携し、合議制で治療方針を検討することで、質の高い医療をめざしています。

急性期脳卒中に24時間365日対応 〜大阪・関西圏〜

脳卒中は、一刻も早く治療を開始することが、その後の転帰に大きく影響する疾患です。

国循脳神経外科では、脳血管内科・脳神経内科と連携し、急性期脳卒中の診療を24時間365日体制で行っています。

また、脳外科専用の集中治療室(NCU)を完備。
緊急手術や血管内治療が必要な患者さんにも、迅速に対応できる体制を整えています。

急性期脳卒中対応

難治性脳血管障害に挑む 〜通常の治療が難しい例、全国・海外患者にも対応〜

国循脳神経外科では、大阪・関西圏のみならず、全国および海外からご紹介いただく脳血管障害の患者さんに対して、積極的に診療を行っています。

主な対象疾患は以下の通りです。

  • 脳動脈瘤
  • 脳動静脈奇形(AVM)/硬膜動静脈瘻(dAVF)
  • もやもや病
  • 頚動脈狭窄症

通常の治療法では対応が難しいとされる症例や、他施設で治療困難と判断された症例に対しても、手術・血管内治療・ガンマナイフを駆使し、症例ごとに最適な治療を提供しています。

また、脳血管障害の治療で培った高度な技術を活かし、良性脳腫瘍、三叉神経痛、顔面けいれんなどの疾患の治療にも力を注いでいます。

施設認定

脳神経外科部長からのメッセージ

脳神経外科部長 片岡大治

私は、脳血管障害の顕微鏡手術を専門としており、得意分野は、脳動脈瘤、頚動脈狭窄症、もやもや病、脳動静脈奇形など脳血管障害の直達手術全般です。京大病院に勤務した経験も長いため、良性脳・脊髄腫瘍や三叉神経痛・顔面けいれんに対する手術も多く経験しています。特に、脳動脈瘤、もやもや病についてはさまざまな基礎・臨床研究も行っており、この病気でお悩みの患者さんは、是非一度当院にご紹介いただければと思います。
私の専門は外科手術ですが、当科は、脳血管内治療のエキスパートである今村医長、ガンマナイフ治療のエキスパートである森医長をはじめとして、脳血管障害のすべての専門家を擁しています。脳血管障害に対するあらゆる診断・治療を備え、それぞれの患者さんにとって最良の治療方針を提供するのが当科のモットーです(脳神経外科部長 片岡大治)

最終更新日:2025年04月30日

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