氏名 |
大郷 剛 |
よみ |
おおごう たけし |
所属・職位 |
肺循環科・医長 |
専門領域 |
1.肺高血圧症:特に肺動脈性肺高血圧症(PAH)、慢性血栓塞栓性肺高血圧症であるが、あらゆる肺高血圧症も対象とする。2.静脈血栓症(急性肺塞栓、深部静脈血栓症等)、3.成人先天性心疾患、4.肺循環器疾患全般。 肺高血圧症の薬物治療、肺動脈バルーン形成術(BPA)、肺高血圧症の病態解明、治療の研究、成人先天性心疾患、循環器一般 |
専門医資格等 |
日本内科認定医
総合内科専門医
循環器内科専門医
肺動脈バルーン形成術(BPA)認定施行医。
日本肺循環・肺高血圧学会理事
日本肺動脈バルーン形成術 合同ワーキンググループメンバー
英国National Institute for Health and Care Excellence(NICE)アドバイザー
国際肺高血圧症シンポジウム タスクフォースメンバー |
卒業大学 |
香川大学(香川医科大学) |
主な経歴 |
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 循環器内科医局入局
国立循環器病研究センター 心臓血管内科 レジデント
英国ロンドン大学キングスカレッジ臨床分子遺伝学教室 臨床研究員
国立循環器病研究センター研究所 分子生物学部(兼任)
国立循環器病研究センター 心臓血管内科部門 肺循環科
国立循環器病研究センター 肺高血圧症先端医学研究部 特任部長
岡山大学循環器内科客員教授 (兼務)
受賞歴:
英国Butterfield賞
国際慢性血栓塞栓性肺高血圧症学会 最優秀演題賞
国立循環器病研究センター ティーチングアウォード
日本肺高血圧・肺循環学会 八巻賞 |
患者さんへ一言 |
これまで救急、一般内科、呼吸器内科、循環器内科の研修を積んだ後、一貫して肺高血圧症や肺循環疾患、成人先天性心疾患の診療・研究に携わってきました。 当センター肺循環科は肺高血圧症、肺循環、成人先天性心疾患診療の長い歴史と良好な治療実績を有しており、国内最大の専門施設の一つで日本全国から患者さんが受診されています。これらの病気の制圧、治療、そして患者さんが長期間元気で生活できることが我々の最大の目標であり、患者さんにとってベストの治療を常に考えています。 肺高血圧症や肺循環疾患はかつて治療がなく予後が極めて悪かったために、様々なインターネット等の古い情報や誤った情報などで希望を無くされている方もいまだに多くおられます。しかし、専門病院での診断や治療はこの20年間で目覚ましく進歩して、症状や日常の生活範囲の改善だけでなく、生存率も大きく改善してきています。肺高血圧症の専門的な治療ができる病院を受診し、できるだけ早く正確な診断、治療を始めることで、患者さんの症状や生命の予後が大きく改善することが期待できます。今後、さらに患者さんの未来が明るいものとなるように臨床と基礎研究の両方から研究をすすめ根治できる日がくるように日々取り組んでいます。 受診を希望される場合には、かかりつけの医からの紹介等していただければ、当センターで最先端の診断と治療を行います。詳細は、「肺循環科」をご覧ください。当院でのセカンドオピニオン、診断、治療を希望される場合は遠慮せずにご相談ください。 また情報がなくお困りの肺高血圧疾患の患者さんや家族のための肺高血圧症ネット相談(個々の患者さんの病状は相談できず一般的な内容になります)や、医療従事者からの紹介の相談として肺循環疾患ネット相談も当センターホームページ内の肺循環科の中に開設しております。詳しくは「肺循環科」のページをご確認ください。 |