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AF(心房細動)外来

診療科等の概要

 

心房細動はもっとも頻度の多い不整脈の一つで、社会の高齢化に伴い心房細動の患者数は年々増加しています。心房細動だけで直接命に大きな影響を与えることはありませんが、動悸や息切れなど心房細動でお困りの場合は積極的な治療が勧められます。さらに無症状でも血栓や脳梗塞を予防する治療が必要なこともあります。
最近のお薬(抗凝固薬など)や医療機器の開発・進歩により、心房細動に対する治療の選択肢が増えています。たとえば抗凝固薬に関しては、数年前にはワルファリンしかありませんでしたが、現在はその他にも4種類の薬があります。カテーテルアブレーション治療にも、高周波アブレーションやバルーンアブレーションなど様々な選択肢があります。

心房細動外来日時 毎週水曜日、第2・第4木曜日(原則)

患者さんを紹介してくださる先生方へ

診療予約依頼書」 に必要事項をご記入の上、専門医療連携室(06-6170-1348)へFAXでご送信ください。心房細動外来宛とご記入いただきますようお願い申し上げます。
詳細についてはこちらのページからもご確認いただけます。

国立循環器病研究センター心房細動外来では、不整脈専門医が心房細動を有する患者さんに対して、専門的な知識と様々な検査を駆使し、正確な診断と以下の4点を目的としたより良い治療を提供しております。

  • 自覚症状の改善
  • 血栓・脳塞栓症の発生予防
  • 生活の質、運動能力の向上
  • 心不全の予防・治療

(上記日時以外の不整脈科新患外来でも、引き続き心房細動を含めた不整脈患者を診させていただきます)

診断

イメージイラスト

  • 標準12誘導心電図検査
  • 24時間ホルター心電図検査
  • 発作時心電計検査:携帯型心電計
    を貸し出し、自覚症状がある時の心電図を記録してもらいます
  • 運動負荷検査
  • 経胸壁心エコー図検査
  • 経食道心エコー図検査
  • 心臓CT、心臓MRI検査
  • ホルター心電図
  • HeartNote (7日間ホルター心電図)

治療

  • 抗凝固療法:ワルファリン、直接経口抗凝固薬
  • 抗不整脈薬:心房細動を停止させるまたは発生を予防する薬、心房細動による脈の増加を抑える薬
  • カテーテルアブレーション治療:高周波アブレーション、バルーンアブレーション
  • ペースメーカ治療:徐脈性(脈が遅い)不整脈を合併した心房細動に対する治療です
  • 低侵襲心臓手術(右側小切開手術)によるメイズ手術+左心耳閉鎖術
  • カテーテルによる左心耳閉鎖術

そのほか、心房細動の原因となるような心不全や弁膜症などがある場合には、心不全科や心臓血管外科と連携をとって治療していきます。

左心耳閉鎖術(経カテーテル)について →詳細はこちら

心房細動を持つ患者様で、脳梗塞予防で抗凝固薬を内服している方は多いと思いますが、一部の方では脳出血を起こした場合や繰り返し転倒して打撲し出血する場合、あるいは消化管から出血する場合など、出血合併症で困る場合があります。 このように長期に抗凝固療法が推奨される心房細動患者様で出血による問題も看過できない場合、血栓の好発部位である左心耳をカテーテルで閉鎖し抗凝固薬を中止することの有効性が報告され、当院でも国内認可された2019年9月から行っています。すでに欧米では10年以上の実績がある治療法です。
抗凝固薬(プラザキサ、イグザレルト、エリキュース、リクシアナ、ワーファリン)を内服中で、出血等でお困りの場合には、ぜひご相談を頂ければと思います。

担当医: 永瀬 聡、宮本 康二、草野 研吾


日本循環器学会が定めた左心耳閉鎖システムに関する適正使用指針はこちら

このような方に受診をお勧めします。

  • 心房細動と診断された。心房細動で困っている。
  • 抗凝固薬(脳梗塞や血栓を予防する薬)などの治療が必要なのか、また抗凝固薬の中でも、どの薬が自分に合うか知りたい。
  • カテーテルアブレーション治療のことが詳しく知りたい:アブレーション治療の必要性、アブレーション治療の種類、成功率、手技時間、入院期間、費用、リスクなど
  • 自覚症状が心房細動によるものか否か知りたい。
  • 国循で総合的な循環器診断、カテーテルアブレーション治療をうけたい。

受診を希望される患者さんは、かかりつけ医もしくは心房細動と診断された医療機関で「紹介状」を作成してもらい、その医療機関を通して受診日の予約をしてください。

最終更新日:2022年10月26日

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