医療人の育成
小児循環器・産婦人科部門(小児循環器内科)レジデントコース 到達目標
一般目標
必須項目
- 以下について管理法を修得する。
- 非チアノーゼ型およびチアノーゼ型先天性心疾患の術前管理
- 右心バイパス術(グレン手術、フォンタン手術)の術後管理
- 心筋疾患(心筋炎、心筋症など)の管理
- 心室機能不全(ACE阻害剤、β遮断剤使用例)の管理
- 頻脈型不整脈の管理
- ペースメーカの管理
- 人工呼吸管理
- 以下の手技を修得する。
- PIカテーテル留置
- 経頸静脈シース留置
- 気管内挿管
- 心肺蘇生術
- カウンターショック
- 窒素ガス吸入療法
- 以下の検査の施行法と診断法を修得する。
- 心臓カテーテル検査
- 心エコー検査
- トレッドミル運動負荷試験
- 以下の検査・治療手技を経験する。
- 経食道エコー検査
- バルーン弁拡大術
- バルーン血管拡大術
- 側副血管コイル閉鎖術
努力項目
- 以下について管理法を修得する。
- 肺高血圧(原発性肺高血圧、アイゼンメンジャー症候群など)の管理
- 致死性不整脈(QT延長症候群、運動誘発性心室頻拍など)の管理
- アブレーション施行例の管理
- 以下の手技を修得する。
- PIカテーテル留置
- 以下の検査・治療手技を経験する。
- バルーン心房中隔裂開術
- 動脈管開存コイル閉鎖術
個別目標
各自以下の治療・検査手技を選択して修得する。
- RI検査の手技と診断
- CPXの手技と診断
- 経食道エコーの手技と診断
- EBTの手技と診断
- カテーテル治療
- 電気生理とアブレーション
- 成人先天性心疾患の診断と治療
3年間で最低限経験する主な管理・手技・検査・カテーテル治療の目標数
*研修実績については、現在のところ目標数への到達度のみチェックし、習熟度については判定しない。
最終更新日:2021年10月05日