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血管外科

急性肺塞栓症ないしは慢性肺血栓塞栓性肺高血圧症に対する外科治療

重篤な急性肺塞栓症は致死的であり、緊急外科治療の対象となります。また、稀な疾患ですが、慢性肺血栓塞栓性肺高血圧症は進行性で予後不良です。

胸骨正中切開下に超低体温循環停止法を用いて、両側の肺動脈から肥厚した内膜を摘出し、肺高血圧症の改善を図ります。1995年に当センターにこの治療法を導入し、以後、わが国の主要施設として心臓血管内科(肺循環部門)との共同で、重度の肺高血圧を伴う進行性かつ重篤な本疾患の治療に当たってきました。手術成績は早期死亡率7%となっております。米国の症例に比べ、末梢側病変を有する症例(手術困難例)の頻度が高く、手術適応を含め今後の検討課題と考えています。幸い、数種の血管拡張剤による内科的治療の有効性が認められると同時に、血管内治療も積極的に行われており、術後遺残肺高血圧症例や手術適応外症例など、本疾患全体の予後の改善が得られています。

【急性肺塞栓症ないしは慢性肺血栓塞栓性肺高血圧症に対する外科治療】

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最終更新日 2016年07月01日

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