メニュー

トピックス

テネクテプラーゼ時代に突入した脳梗塞血栓溶解療法をLancet Neurology誌に解説しました

 海外では、脳梗塞血栓溶解薬は従来のアルテプラーゼから、新薬テネクテプラーゼに移行しつつあります。国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:大津欣也、略称:国循)の豊田一則副院長が、テネクテプラーゼ開発試験の一つで豪州を中心に実施されたTASTE試験の論文掲載に合わせて、テネクテプラーゼ治療の最近の動向に関する解説文を国際医学誌Lancet Neurologyに寄稿し、オンライン版に令和6年6月14日(日本時間)に掲載されました。なお国内でも、現在国循を中心に医師主導国内多施設共同臨床試験のT-FLAVORが行われており、海外の潮流に遅れず新規治療を導入できるように、努めています。

◆発表論文情報
著 者:Kazunori Toyoda
論文名:Tenecteplase versus alteplase in stroke thrombolysis: the last piece of the puzzle?
掲載誌:Lancet Neurology

(図1)テネクテプラーゼ開発の流れ: 発表論文の図を改変

最終更新日:2024年06月25日

設定メニュー