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第27回日本不整脈心電学会にて学術奨励賞を受賞


不整脈科に専門修練医として在籍されていた鈴木啓資先生と横山靖浩先生が第27回日本不整脈心電学会にて
学術奨励賞を授与されました。

第27回日本不整脈心電学会 学術奨励賞

基礎部門 優秀賞 鈴木 啓資先生

この度、第27回日本不整脈心電学会学術奨励賞優秀賞を頂きました。本研究は分子生物学の大野先生、園田先生ならびに不整脈科の草野先生の指導を受けて行った研究です。若年Brugada症候群に合併する心室中隔欠損(VSD)を調べたところ、13.6%と高頻度に認められ、VSD合併例全員にBrugada症候群の原因遺伝子であるSCN5A遺伝子異常を同定しました。今回の受賞では、同期の横山靖浩先生と一緒に受賞できたことも大変うれしく思います。関わって頂いた皆様に深く深謝申し上げます。 

臨床部門 優秀賞 横山 靖浩先生

この度、J Am Heart Assoc.に論文掲載されました“Complications Associated With Catheter Ablation in Patients With Atrial Fibrillation: A Report From the JROAD-DPC Study”が 不整脈心電学会学術奨励賞優秀賞を頂くことができました。これは、日本循環器学会と国循の共同研究で行っておりますJROAD-DPCデータベースを用いて心房細動カテーテルアブレーションに対する安全性を評価したところ、高齢者では合併症が多いことを報告させていただきました。我が国でも近年広がりを見せている高齢心房細動アブレーションに警鐘を鳴らす論文と考えています。熱心にご指導頂きました草野研吾先生、宮本康二先生、中井陸運先生をはじめスタッフの先生方へこの場をお借りして御礼申し上げます。今回の受賞をきっかけに引き続き臨床に研究にとより精進して参りたいと思います。

最終更新日:2022年07月06日

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