病理部
病理組織検査コンサルト
病理組織検査コンサルトについて
国立循環器病研究センター病理部では病理組織検査コンサルテーション・セカンドオピニオンを行っています。
1. 対象となる疾患
心臓、血管、肺循環、脳血管領域に関わる疾患
アミロイドーシス症例についてのお知らせ
- 心臓アミロイドーシスに関しては2020年4月より国循病理は厚生労働省難治性疾患事業"アミロイドーシスに関する調査研究班" に参加することになり、研究班独自の信頼性の高い抗体が使えるようになりました。研究班に直接コンサルトしていただくのと同じ結果となります。
また、コンサルト頂く際には留意点があります。診断申込書内にある、"病理組織検査コンサルトについて"を確認頂けましたら、診断申込書の同意欄にチェックをしてご依頼下さい。 - アミロイドーシスと病理組織診断された症例においては光顕診断(免疫染色による病型診断)を無料で行います。標本輸送料のみご負担ください(着払いで返送させて頂きます)。ただし、電顕診断においては有料となりますのでご了承下さい。
2. 対象となる材料
心筋等の生検検体、手術切除検体、病理解剖標本など
3. お申込みと受付
- 担当:国立循環器病研究センター病理部 池田善彦
電話:06-6170-1070(代表)
- 診断申込書【xlsx:16KB】をダウンロードし必要事項を記入してください。
- 臨床診断、臨床経過は詳しく記載し、できれば図示してください。画像・肉眼・手術所見を別紙で貼付してください。
検体について当方から問い合わせる場合がありますので連絡先、担当医名は正確に記入してください。 - 診断申込書と検体は下記の宛先に月曜から木曜の9時から16時の間に到着するよう指定の上、必ず宅配便・レターパックまたは簡易書留でご送付ください。(普通郵便による送付は受け付けできません。)
- ホルマリン固定組織、電顕用固定組織、パラフィンブロック、染色標本、未染標本をお送りください。(生理食塩水、凍結標本は原則として受け付けません。)
- アミロイドーシスの症例に限り、未染色スライド10枚(免疫染色用コーティング)をお送り下されば無料診断を行います。
- ガラス標本は破損しないよう、液体は漏れないよう、十分注意してラッピングください。また、ガラススライドは標本同士の粘着が起こらないようご注意ください。
- 検体には必ず、氏名(又は番号)および固定液の種類(例:光顕用,電顕用)をご記入ください。
- 当センターで作製したブロックは当センターにて保管(5年以上)しています。必要な際は電話にてお問い合せください。
- 送付先
〒564-8565 大阪府吹田市岸部新町6番1号
国立研究開発法人 国立循環器病研究センター 病理部 宛
電話:06-6170-1070(代表)内線31222
4. 問い合わせ
電話にてお問い合わせください。
国立循環器病研究センター:06-6170-1070 内線31222
- 診断に関しては、病理部 池田 善彦
- 請求・支払いに関しては、医事室 内線31074
5. 診断費用(税別)
病理組織標本作製(1臓器につき) | 8,600円 |
病理組織標本作製(2臓器につき) | 17,200円 |
病理組織標本作製(3臓器につき) | 25,800円 |
病理診断料(組織診断料) | 8,400円 |
免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製 8. その他(1臓器につき) | 4,000円 |
免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製加算 8. その他について、4種類以上抗体を使用の場合 (臓器数にかかわらず) | 12,000円 |
電子顕微鏡病理組織標本作製(1臓器につき) | 25,000円 |
アミロイドーシスの症例に限り、未染色スライド10枚(免疫染色用コーティング) | 無料 |
金属ステント(冠動脈・その他)樹脂包埋作成および診断費用
樹脂包埋はパラフィンに比べ材料費が高価であることから、下記の料金を設定致しましたのでご理解お願い致します。
尚、標本完成まで2カ月を要します。
アクリル樹脂・カーボンナイフ利用:ブロック作成1~10個まで | 23,000円 |
ブロック作成11~20個まで | 45,000円 |
病理診断料 | 8,400円 |
その他実費(郵送料含む) | 1,000円 |
請求書は診断報告月の翌月に送付します。
6. お願い事項
病理検査結果について学会等で公表される場合は、国立循環器病研究センター 病理部にご一報ください。
最終更新日:2022年04月12日