心臓サルコイドーシス外来
診療科等の概要
⼼臓サルコイドーシスは軽い病気ではありません
サルコイドーシスは原因不明の全⾝性⾁芽腫性疾患であり、我が国では、欧⽶に⽐べ⼼臓病変をもつ⼈(⼼臓サルコイドーシス)の頻度が⾼いと⾔われています。近年、⼼臓サルコイドーシスは診断技術の進歩とともに、⾒つかるケースが増えています。この⼼臓サルコイドーシスは、他の⼼疾患よりも致死性かつ難治性の不整脈や重症⼼不全をきたしやすく、突然死の原因となるため、適切な診断・治療が重要であり、⼼臓病変の進展抑制効果を⽬的とした副腎⽪質ステロイドなどの免疫抑制療法に加え、様々な薬物・⾮薬物治療が必要となります。
どんな患者さんを紹介したら良い?
【国循には⼼臓サルコイドーシスの専⾨家が居ます】
実際は、⼼臓サルコイドーシスの診断や治療は必ずしも容易ではなく、また特定疾患いわゆる難病に指定されており、たくさんの患者さんを診る専⾨施設での診断・治療が必要となる疾患です。国⽴循環器病研究センターでは、古くから多数の⼼臓サルコイドーシスの患者さんの診療を不整脈科と⼼不全科で相談しながら⾏っており、ガイドラインを含む、最新の情報発信を⾏って参りました。⼼臓サルコイドーシスが疑われる患者さま、治療⽅針にお困りの患者さまなど、積極的に当院の「⼼臓サルコイドーシス外来」に受診・紹介をご検討頂ければと思います。セカンドオピニオン(オンラインも含む)も⾏っておりますので、遠⽅でもお気軽にご紹介頂ければ幸いです。
患者さんをご紹介いただく場合
センターHP→病院→医療関係者の皆さまへ→患者さんを紹介いただく⼿順について→Excelファイル(診療予約依頼書(Excelファイル)に「⼼臓サルコイドーシス外来診療希望」とご記⼊のうえ、専⾨医療連携室(06-6170-1348)へFAXでご送信ください。
24時間送信可能です。セカンドオピニオン外来(オンラインも可)も⾏っています。
私たちが診療に当たらせていただきます
【診療担当医師】
◆草野研吾[⽕・⽊] (⽇本サルコイドーシス/⾁芽腫性疾患学会理事)
◆泉知⾥[⽕・⽊]
◆北井豪[⾦(隔週)] / 神﨑秀明[⾦(隔週)]
◆天⽊誠[⽔] / 天野雅史[⽉]
最終更新日:2024年10月28日