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患者の皆様へ

セカンドオピニオンについて

オンライン・セカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは?

セカンドオピニオンとは、患者さんが納得のいく治療法を選択することができるように、治療の進行状況、次の段階の治療選択などについて、現在診療を受けている担当医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることです。

よくセカンドオピニオンは、担当医を替えたり、転院したり、治療を受けたりすることだと思っている方もいらっしゃいますが、そうではなく、まずはほかの医師に意見を聞くということがセカンドオピニオンです。

当センターのセカンドオピニオン外来<完全予約制>

国立循環器病研究センターでは「国民の健康と幸福のために循環器病の究明と制圧」に挑む、という理念のもと

  1. 循環器病のモデル医療や世界の先端に立つ高度先駆的医療を提供します。
  2. 透明性と高い倫理性に基づいた安全で質の高い医療を実現します。
  3. 研究所と病院が一体となって循環器病の最先端の研究を推進します。
  4. 循環器病医療にかかわるさまざまな専門家とリーダーを育成します。
  5. 全職員が誇りとやりがいを持って働ける環境づくりを実践します。

を基本方針として診療を行っており、その一環としてセカンドオピニオン外来を開設しております。
セカンドオピニオン外来は、当センター以外の病院にかかっている患者さんが、ご自身の治療に際して、当センター専門医の意見を参考にしていただくことが目的です。
患者さんからのお話や主治医の先生からの資料や診療情報提供書を元に、診断内容や治療法に関して当センターの専門医が意見・判断をいたします。主治医からの診療情報提供書(紹介状)が必ず必要となります。
(当センターへの受診や転医をご希望の場合には、セカンドオピニオン外来の対象にはなりません。)

相談の対象

・患者さん本人の相談を原則といたします。
・患者さん本人同意の元、同席を希望される方は相談同意書に氏名と続柄を記載の上、当日は本人を証明するもの
(保険証、運転免許証、マイナンバーカードなど)をご持参ください。
・やむを得ぬ事情により患者様本人が来院できない場合は、代理相談同意書をお持ちになればご家族、代理人での相談は
 可能です。代理相談同意書への記載は患者本人の直筆を原則といたします。当日は代理人の身分を証明するもの(保険
 証、運転免許証、マイナンバーカードなど)をご持参ください。外務省登録の身元保証機関の場合は所属を証明するもの
(名刺、社員証等)の持参をしてください。
・海外在住の外国人の方は、外務省登録の身元保証機関を通しての申し込みを原則とします。
 その際患者本人のパスポートの写真付きのコピーか日本国ビザのコピーを準備してください。
 通訳をつけることを基本とします。通訳は相談同意書の同席者名に記載してください。

対象疾患

セカンドオピニオン外来で対象となる疾患は、循環器疾患となります。

診療科主な対象疾患
心臓内科狭心症 心筋梗塞 心筋症 弁膜症 不整脈 肺高血圧症 
成人先天性心疾患 閉塞性動脈硬化症
心臓外科狭心症・心筋梗塞・弁膜症の手術
大動脈瘤・大動脈解離の手術 肺動脈の手術
脳血管内科・
脳神経内科
脳梗塞 脳出血 脳血管疾患
脳外科脳動脈瘤 もやもや病 脳動静脈奇形 その他脳神経系の手術
高血圧・腎臓科腎臓病  高血圧症
糖尿病・代謝科糖尿病
小児循環器内科・
小児外科
(15歳以下)
先天性心疾患 不整脈 心筋症 肺高血圧症 川崎病 
胎児心疾患 成人先天性心疾患
産婦人科心疾患患者の妊娠希望 心疾患の妊婦 胎児心疾患

相談内容によってセカンドオピニオン外来よりも一般外来をお勧めするほうがよいと判断される場合には、別途一般外来の受診をお勧めする場合があります。

相談をお受けできない場合

  1. ご本人以外の方で、ご家族でもご本人の同意書をご持参いただけない場合(18歳以上)
  2. 当院での診察・転院をご希望の場合  *主治医からの紹介で、外来予約となります
  3. 現在の主治医に対する不満
  4. 医療事故及び裁判係争に関する相談
  5. 医療費の内容や医療給付に関わること
  6. 亡くなられた患者様を対象とする相談
  7. 過去の診療に関する相談
  8. 主治医がセカンドオピニオンを受けることを了承していない場合
  9. 主治医からの診療情報提供書等の資料提供がない場合
  10. 当センターの専門分野(循環器疾患)以外の疾患に関する相談
  11. 予約外の相談

時間と費用

  1. セカンドオピニオン外来は自由診療で行なわれますので、全額自費となります。(健康保険は使えません)
  2. 各科の専門医(部長・医長クラス)による相談となり、当方で決定いたします。
  3. 費用は、30分22,000円(税込)、30分の延長で11,000円(税込)加算となります。
  4. 相談時間は、原則1時間以内で、相談内容により延長は30分まで可能です。
  5. 相談時間には主治医への報告書作成時間も含まれます。
  6. 相談中の録音・録画はご遠慮いただきます。
  7. お問い合わせ、ご予約には料金はかかりません。ご相談が終了した後に会計窓口でお支払いいただきます。

手順・相談までの流れ

  1. 現在の主治医にセカンドオピニオンを希望する旨を伝え、診療情報提供書(紹介状)及び検査データなどをご依頼ください。
  2. 国立循環器病研究センター専門医療連携室(06-6170-1361)にご連絡ください。
    「セカンドオピニオンの問い合わせ」とお伝えください。専門医療連携室に繋がります。
    *受付時間: 9時30分~16時00分(土日・祝祭日・年末年始を除く)
  3. 「セカンドオピニオン外来申込書」専門医療連携室宛にFAX(06-6170-1348)もしくはご郵送でお送りください。
    *FAXでお送りいただく場合は、個人情報の観点から送付先番号を十分にご確認ください。
    *「申込書」「相談同意書」「代理相談同意書(PDFファイル)は下記から印刷しご使用ください。プリントアウトが不可能な場合は当院より郵送させていただきますので、ご連絡ください。
    セカンドオピニオン外来申込書」【pdf:96KB】
    セカンドオピニオン外来相談同意書」【pdf:62KB】
    セカンドオピニオン外来代理相談同意書」【pdf:134KB】
  4. 「セカンドピニオン外来申込書」の内容を確認させていただき、担当医に相談ののち、相談の可否・相談可能日時を決定し、専門医療連携室からお電話で連絡いたします。    
    *内容確認のために専門医療連携室からご連絡する場合があります。         
    *相談内容について、セカンドオピニオン外来担当医が予め判断したうえで、実際の相談の可否を決定いたします。
     内容によってはお断りする場合もございますのでご了承ください。
  5. 予約日時が決定したら、予約通知書をFAX又は郵送します。
  6. 相談日の3日前まで(土日・祝祭日を含まない)に必要書類を専門医療連携室まで、ご持参又はご郵送ください。 (大事な資料です、宅配便・ゆうパック等の追跡が出来る方法でお送り下さい)
    <必要書類>
    1. 主治医の診療情報提供書(紹介状)
    2.検査データ(血液検査、超音波検査、CT・MRIなどの画像診断のデータ等)
      ★外国からの紹介の場合は、母国語版と日本語訳または英語訳が必要

    <送付先>
    ◆郵送の場合  〒564-8565 大阪府吹田市岸部新町6番1号
            国立循環器病研究センター 専門医療連携室 宛
    ◆FAXの場合   FAX番号 06-6170-1348
  7. 相談当日は、下記をご持参の上、予約時間の30分前までに「医事課1番窓口」にお越しください。
    ① 予約通知書
    ② セカンドオピニオン外来申込書原本
    ③ セカンドオピニオン外来同意書原本(相談者が家族の場合)
    ④セカンドオピニオン外来代理相談同意書原本(相談者が代理人の場合)
    ⑤相談者、同席者、代理人の身分がわかるもの(保険証、運転免許証など)
  8. 相談後、医事課3番会計窓口でお支払いください。
  9. 相談後、主治医の先生への報告書をお渡しします。当日のお渡しが困難な場合は主治医に直接郵送いたします。

セカンドオピニオン外来 予約手順フローをご参照ください>【pdf:222KB】

他院へのセカンドオピニオンを希望する場合(当センター→他院)

当センターから他院へのセカンドオピニオンをご希望の場合は、患者相談窓口(2階医事室0番窓口)へお申し出ください。手続きの流れ他、ご案内させていただきます。
受付時間 平日8時30分~17時15分

問い合わせ先

国立循環器病研究センター 専門医療連携室
住所:〒 大阪府吹田市岸部新町6番1号
電話:06-6170-1361
FAX:06-6170-1348
問い合わせ時間:土、日、祝祭日、年末年始を除く9:30~16:00

最終更新日:2024年02月06日

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