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手術部

診療科等の概要

手術部の概要

 2019年7月に吹田市岸部の新病院へ移転して手術室は12室へと増加しており、現在は手術室勤務看護師40名、麻酔科医25名、臨床工学技士26名体制で年間3000症例以上の管理をおこなっています。24時間緊急手術にも対応可能で基本的に断らない手術室として機能しております。
 2020年度は心臓外科1600症例、脳外科500症例。心臓内科700症例、産婦人科200症例前後の手術件数となっております。手術室12室のうちハイブリッド手術は4室あり、MitraClipや大動脈弁カテーテル治療、脳外科カテーテル治療手術、アブレーション手術などが施行されています。またロボット(ダビンチ装置)手術専用の部屋や感染症対応の陰圧室なども装備しております。今後は毎年5%程度の手術数増加が予想されています。また、緊急手術が年間600症例と多いのも特徴です。
 新病院の12手術室は3階に位置しており、60-90m2の広さが9室、50-60m2が3室とすべて充分な広さがあります。その中でもハイブリッド手術室4室は平均80m2程度あり、その内1室はバイプレーン透視装置が設置されています。救急外来やカテーテル検査室、CT室などがある1階そして乳幼児集中治療室と周産期分娩室のある5階を連結した大型エレベーターにより経皮的心肺補助装置や大動脈バルーンパンピング、体外式左室補助装置が装着された症例もスムーズに移動可能となっています。 
 3階の同じフロアに輸血管理部や臨床工学部があり、緊急手術時の輸血製剤供給や人工心肺、経皮的心肺補助装置、左室補助装置などの迅速な対応が可能となっています。また、成人大血管心臓手術集中治療室、脳外科集中治療室、透析室なども隣接しており、移動がスムーズにおこなえます。 
 手術室全室に高機能麻酔器が装備されており、心機能モニタや脳モニタがすべて装備されています。最新のエコー装置も6台装備され全ての心臓手術で経食道心エコーが可能となっています。また、自己血回収装置8台、人工心肺装置7台など複数の緊急手術へ対応可能となっています。

 

バイプレーン透視装置を備えた脳外科用ハイブリッド手術室
 

ロボット手術での経食道心エコーによる評価診断。

最終更新日:2021年11月16日

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