国立研究開発法人国立循環器病研究センター 法人番号3120905003033
〒564-8565 大阪府吹田市岸部新町6番1号 電話:06-6170-1070(代)
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HOME > 診療科・部門のご案内 > 生活習慣病部門 > 腎臓・高血圧内科 > 紫斑病性腎炎(IgA血管炎、シェーライン・ヘノッホ紫斑病)
IgA血管炎に伴う腎炎です。血尿、蛋白尿を伴います。IgA血管炎の症状は、紫斑が必ず出現し、腹痛や関節痛を伴うことがあります。診断には腎生検が必要ですが、組織は、IgA腎症と同様の所見を呈します。腎外症状である、紫斑や腹痛などの所見を合わせて診断します。治療としては、副腎皮質ステロイド剤を使用することが多いです。
紫斑を必ず認めます。腹痛、関節痛を認めること多いです。
血尿・蛋白尿を認めます。IgAが高値のこともあります。第13因子の低下を認めることもあります。
(IgA腎症と著変ありません)
メサンギウム基質の増殖を認めます。
メサンギウム基質の増殖と小半月体形成を認めます。
細胞性半月体形成を認めます。
紫斑、腹痛、関節痛の症状があり、血尿・蛋白尿を伴っていた場合に腎生検を行います。組織所見はIgA腎症と全く同じ所見を呈します。IgA腎症とは、腎臓以外の病変の有無で鑑別します。
自然寛解することもありますが、軽症の場合を除き、副腎皮質ステロイド剤による治療を行うことが多いです。
最終更新日 2019年06月30日
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