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腎臓・高血圧内科

急性糸球体腎炎

急性に血尿、蛋白尿、乏尿、浮腫、高血圧などを発症する腎炎です。溶連菌感染後に発症することが多いです。抗生物質の使用により、発症頻度は急激に減少しています。通常は自然治癒しますが、腎不全が著明な場合は透析を行うこともあります。

症状

発症1~2週間前に上気道感染があることが多いです。血尿、浮腫、高血圧の3徴が典型的です。

検査所見

血尿、蛋白尿がでます。腎機能増悪しています。血液検査では、ASO(antistreptolysin-O)が上昇しています。低補体血症はほぼ全例にみられます。

腎生検所見

糸球体は腫大し、びまん性富核(細胞増殖)を示します。内皮細胞の腫大と増殖があります。糸球体係蹄内腔の狭小化を認めます。

腎生検所見

診断

通常は腎疾患の既往がなく、先行感染があり、急性発症した腎炎で、低補体血症があれば診断できます。ASOも参考所見になります。活動性が長期間続く場合は、腎生検を行い、他疾患を除外します。

治療

自然軽快することがほとんどです。利尿期に入るまで、対症療法を行います。ステロイド剤は初期には使用しません。

最終更新日 2019年06月30日

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