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生理機能検査室

検査の詳細
睡眠生理検査(簡易睡眠検査、PSG検査)

睡眠生理検査(簡易睡眠検査、PSG検査)

検査でわかること

睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている間に10秒以上にわたって呼吸が止まり、大きないびきを一晩中繰り返す病気です。「日中の強い眠気・居眠り」「習慣性の大きないびき」「夜中に何度も目が覚める」といった症状のある方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
健康な成人にも睡眠時無呼吸症候群を持つ患者さまは多いと言われており、高血圧・不整脈・心筋梗塞環器疾患のリスクが高くなることが明らかになってきています。
このような睡眠時無呼吸症候群を診断する睡眠生理検査には、簡易睡眠検査とPSG検査の2種類があります。

簡易睡眠検査

問診や身体所見から睡眠時無呼吸症候群が疑われる際に行い、睡眠中の無呼吸の回数・無呼吸に伴い体内の動脈血の中に、酸素がどの程度含まれているか(酸素飽和度)の変化を調べます。
自宅に携帯型の機械を持ち帰り、就寝前に鼻と指にセンサを装着し寝ていただきます。
検査当日に来院の際には機械の取扱の説明を受けていただきます。翌日に、機械の返却に来院していただきます。

終夜ポリグラフィー(PSG検査)

睡眠時無呼吸症候群の確定診断、治療方針の決定、治療効果の判定の際に行い、睡眠中の無呼吸の回数、無呼吸に伴う体内の酸素飽和度の変化に加え、睡眠の質、心電図などを調べます。
この検査は、1泊個室入院が必要です。体に脳波・筋電図・心電図・いびきの音・胸や腹の動き・血液中の酸素飽和度を記録するセンサをつけて寝ていただきます。
検査担当者が就寝前にうかがい、これら検査の準備を行います。なお、この検査準備には1時間程度かかります。検査当日の午後からの入院となります。

最終更新日:2021年10月08日

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