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糖尿病・脂質代謝内科

対象疾患・治療法
肥満症

 

肥満症の治療

当院では肥満症の患者さんの約13日間減量入院を行っています。
(日数は、厚労省の規定により年度毎に改訂の可能性あり)

肥満度がBMI25以上で、肥満に起因ないし関連し、減量を要する健康障害(次頁の図参照)を合併している方に限定して、減量治療の対象として検討させて頂きます。嘔吐を伴う過食症など摂食障害の方に関しては、精神科や心療内科の対応となり、糖尿病・脂質代謝内科では対応できないので、対象となりません。美容目的の肥満減量は対象になりません。


管理栄養士や看護士、薬剤師、理学療法士、臨床心理士と共にダイエットをサポートしながら診療を行っています。

肥満症とは

世界保健機構(WHO)によると世界の肥満患者は1980年から2倍以上に増加し、過体重もしくは肥満は世界の死亡原因の第5番目に挙げられます。糖尿病患者の44%、虚血性心疾患の23%、悪性腫瘍の7-41%で肥満が原因となっており、合併症を発症する前に早期の治療介入が必要です。

日本人の肥満の推移

日本においても肥満は深刻な問題になっています。国民健康・栄養調査の結果では、特に男性はすべての年齢階級で、肥満患者が有意な増加傾向を認め、特に働き盛りの30-40歳代で急に体重が増え始める人が多くなっています。一方で、女性は20-30歳台は横ばいで、40-60歳台では緩やかな減少傾向を認めています。

最終更新日:2022年10月14日

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