メニュー

トピックス

第27回日本心不全学会学術集会における第10回チーム医療賞を受賞

 

受賞演題

「フレイルを合併した植込み型心臓電気デバイス​患者への心臓リハビリテーションは​長期予後を改善させる」
柳英利, 小西治美, 山田沙織, 島田幸洋, 富樫ともよ, 賀川尚美, 上谷祥紘, 山本壱弥, 村田誠, 三浦弘之, 大前勝弘, 田中健太,
上田暢彦, 石橋耕平, 草野研吾

受賞コメント

このたび、第27回日本心不全学会学術集会(2023年10月6日〜8日、横浜)において、第10回チーム医療賞を受賞することができ、大変光栄に思っております。今回の発表演題は、包括的心臓リハビリテーション(心リハ)に参加したフレイルを合併した植込み型心臓電気デバイス患者のうち、3ヵ月間のプログラムを完遂した患者は全死亡、全死亡 or 心不全入院、適切なICD治療、適切なICDショックが有意に低率であることを示しました。年齢、性別などの予後に関する患者特性で調整後、心リハ完遂は全死亡の50%の低下と関連しました。これらの結果は、心リハプログラム後のフォローアップ評価とアドヒアランスの重要性を強調するという結論となりました。今回の受賞は私一人の力でできたものではなく、不整脈科のスタッフや統計解析室のスタッフと心リハチームの医師、看護師、理学療法士、検査技師、臨床心理士の皆様の日頃からのご指導とチームワークの賜物であると思っております。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 
▲10月7日表彰式の様子

最終更新日:2023年10月27日

設定メニュー