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ボツリヌス外来

診療科等の概要

 

ボツリヌスは骨格筋弛緩剤で、脳卒中後 などの筋肉の緊張を緩和する作用があります。

適応

・脳卒中後の後遺症としての上下肢痙縮
ボツリヌス療法(ボツリヌス注射)は、脳卒中治療ガイドラインにおいても強く推奨されております。脳卒中後の上肢・下肢の痙縮の軽減、関節可動域の増加、および日常生活上の介助量の軽減に有効であるとされ、定期的な痙縮の評価を行い、効果の減弱に合わせて反復治療を行うことで、長期的な痙縮の改善効果が期待できます。

・眼瞼痙攣/片側顔面痙攣
これらの症状への投与も有効です。まずは内服薬による効果を見つつ、脳の中の血管が顔面神経を圧迫している状態はないか、痙攣を起こす別の脳の病気はないかなどを調べるために、頭部CT検査/MRI検査などを行います。症状に応じて引き続き内服薬を使用することがありますが、それでも効果が見られない時や日常生活に支障をきたす場合に、ボツリヌス療法を選択することがあります。

受診の流れ

受診の流れ

  1. ボツリヌス外来を受診
  2. 適応を含めた診察(頭部CT/MRIなど必要に応じて追加画像検査)
  3. 次回外来にてボツリヌスの投与を検討
  4. 次回外来時を予約
    (初回来院時にボツリヌス投与はできませんのでご注意ください)

ボツリヌス外来日時 原則毎週水曜日・木曜日午後
受診を希望される患者さんは、かかりつけ医もしくは「脳卒中後の上下肢痙縮」もしくは「眼瞼痙攣/片側顔面痙攣」でボツリヌスの適応の可能性があると診断された医療機関で「紹介状」を作成してもらい、その医療機関を通して受診日の予約をして下さい。

患者さんを紹介してくださる先生方へ

診療予約依頼書」に必要事項をご記入の上、専門医療連携室(06-6170-1348)へFAXでご送信ください。ボツリヌス外来用とご記入いただきますようお願い申し上げます。
詳細はこちらのページより確認いただけます。

最終更新日:2023年10月20日

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