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病理部

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病理部の概略

病理部門では、臨床各科において患者様の体の一部から採られた組織や細胞から標本を作り、これを顕微鏡で観察することにより、その組織や細胞が病気の組織や細胞かどうか、病気だとすればどんな病気なのかを診断しています。その中でも、良性か悪性かの判断は最も重要な診断になります。各科と連携しながら、患者様の治療方針を決定する上で、重要な役割を担っています。診断には大きく分けて、(1)組織診断、(2)細胞診断、(3)術中迅速診断、(4)剖検(病理解剖)診断、の4つがあります。この中で、術中迅速診断は、手術中に治療の方針や切除する範囲などを決定する際に必要となります。手術中に採られた病気の部分の一部の組織から標本を作り、15~20分ほどで診断し、結果を手術室の臨床医に伝えます。剖検診断は、不幸にして患者様が亡くなられた際に、ご遺族の承諾のもとで行われるものです。死因の究明はもとより、病気の診断や治療の効果を明らかにし、同じ病気で困っている患者様の役に立とうとするものです。これらの診断業務を病理専門医3名と臨床検査技師兼細胞検査士3名により行っています。

病理部の特色

特に心筋生検の診断に力をいれています。心筋生検は心臓カテ-テル検査時に、患者様の心臓から採られた米粒ほどの組織を標本にし、顕微鏡で観察することにより診断するための検査です。病気の診断はもとより、当センタ-では心臓移植実施施設であることもあって、移植後の拒絶反応の判定および治療方針の決定において重要な役割を担っています。必要に応じて、電子顕微鏡による検索や免疫染色、特殊染色といったさまざまな方法で染色された標本を作って観察し、正確な診断を行うように心がけています。内科および外科の剖検症例は全例について、各科ごとに検討会を行い、死因の究明とともに、臨床へのフィ-ドバックを念頭に置いて、病気の診断や治療の効果を明らかにしています。また、診断が難しい循環器疾患を患った患者様の病理診断について、全国の医療機関からコンサルテ-ションを随時受け入れており、病気の診断や治療方針の決定に貢献しています。

最終更新日 2016年07月01日

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