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生理機能検査室

検査の詳細
末梢循環検査(動脈)

末梢循環検査(動脈)

検査でわかること

末梢循環検査(動脈)は、手足の動脈が狭い所や、詰まっている所がないかを検査し、もし狭くなっている所があればその程度について評価をします。
動脈硬化が進展すると、特に脚の動脈に狭窄(細くなる)や閉塞が生じます。そのために脚の血圧の低下が起こり、脚の血行不良となります。
脚の血行不良は、歩行により脚が痛くなる症状を引き起こします。
この検査では腕と足首の血圧を測り、脚の血圧の低下度を評価します。
この検査では、脚の脈の触れをグラフ化することができます。
脈のグラフと血圧から総合評価をします。

検査の方法

腕と足首の血圧を測定します。測定法は、一般的な血圧測定と同様です。数秒の締め付けの後に徐々に解除されます。この手順を2回繰り返し、血圧と、脈波を測定します。脈波とは、血圧の変化をグラフ化したものです。

検査時間

全体の検査時間は10分から20分程度です。

検査を受けられる患者さまへ

末梢循環検査(動脈)は、腕と足首の血圧を空気の注入により、測定しています。食事制限などはありません。しかし、歩行後には血流の低下が生じ、その状態が回復するまでに数分から数十分を要する患者さまもおられます。従って、正しく測定をするために、検査の20分ほど前からは、脚を使う動作(歩行等)を避けていただき、充分に脚が休まった状態で検査が行えるようご協力をお願いします。

最終更新日:2021年10月08日

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