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生理機能検査室

検査の詳細
冠動脈血流検査

冠動脈血流検査

検査でわかること

冠動脈は心臓を養っているとても大事な血管です。冠動脈が狭くなったりする狭心症ではその血液の流れかたが悪くなります。この冠動脈血流検査は、心エコードプラ法という手法を使い、冠動脈の血液の流れ方について調べる検査です。CT検査やMRI検査、心臓カテーテル検査では、直接冠動脈の狭さについて見ますが、この冠動脈血流検査は、流れ方の良し悪しを評価する唯一の検査になります。また、冠動脈バイパス手術をされた患者さまのバイパスされた血管の流れ方についても詳しく調べることができます。

検査の方法

検査は、医師1名以上、検査技師1名以上で行います。
患者さまは心エコー検査と同様に上半身は肌が見える程度の状態になってもらい、検査は点滴をしながら行っていきます。心エコーで目標とする冠動脈の血液の流れを 確認しつつ、血液の流れを良くするお薬を使う前と、使って(2~3分)後に良く流れているところをそれぞれ記録します。また、検査中は血圧や心電図も同時に記録します。

検査時間

通常は30分から1時間程度ですが、病気の種類や患者さまの状態などで異なります。

検査を受けられる患者さまへ

使用するお薬の影響により検査中に呼吸がしにくくなったり、身体が温かく感じることがありますが、心配ありません。この薬の影響は投与時のみで検査後に残ることはありません。また使用するお薬の作用により、喘息をお持ちの患者さまでは検査を控えさせてもらう場合があります。点滴をとる際にアルコール綿で腕の消毒を行います。アルコール過敏性アレルギーのある患者さまは、検査担当者にお申し出ください。

最終更新日:2021年10月08日

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