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生理機能検査室

検査の詳細
発作時心電図検査

発作時心電図検査

検査でわかること

発作時心電図検査は、症状のおこる頻度が少ない患者さまを対象に、1週間程度心電図記録器を携帯していただき、患者さまに症状出現時の心電図を記録していただく検査です。
患者さまに記録していただいた心電図と、事前に記録した心電図とを比較し、患者さまの症状の原因が不整脈や虚血性変化によるものなのかを調べます。

検査の方法

検査で使用する記録器は3種類ほど用意しておりますが、患者さまの状態(症状の種類、発作の頻度や持続時間など)により使用する記録器はこちらで選択させていただきます。
記録器によって異なりますが、電極シールを2枚装着、または記録器の金属部を胸にあて、症状出現時患者さまご自身に記録ボタンを押してもらいます。ピーという音とともに30~40秒間心電図が記録されます。
電極シールを2枚装着していただく記録器の場合は、1週間の検査期間中は毎日入浴前に電極シールを外していただき、入浴後に再び新しい電極シールをご自身で装着していただきます。同じ場所に1週間も電極シールを装着し続けると被れることがありますので、電極シール1枚分左右に位置をずらして装着してください。
金属部を胸にあてて記録していただく記録器の場合は、発作が出現したらすぐに記録できるように、記録器を常に身近にお持ちください。
1週間に最大7回記録できます。症状がおこり、心電図を記録された時には、記録日時・行動・症状を、お渡しする記録ノートに記載してください。

検査時間

記録器の操作方法の説明、記録の練習に15分から30分程度かかります。

検査を受けられる患者さまへ

発作の頻度が少なく、他の検査で記録できなかった症状出現時の心電図を記録する検査です。患者さまご自身に、記録していただく検査ですので、記録器の操作方法や電極装着位置など、少しでも不明な点があればお聞きください。
1週間、記録器を意識せずにリラックスし、特に主治医からの指示や制限がない限り、通常の日常生活をしてください。長時間心電図(ホルター心電図)検査と異なり、1週間の検査期間中は毎日、記録器を外し入浴していただけます。

最終更新日:2021年10月08日

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