救急部の概略と特徴

循環器疾患の救急診療は、国立循環器病研究センターの大きな使命の一つです。脳卒中、心筋梗塞、大動脈解離、小児循環器疾患、産科救急（母体救急・胎児救急）などの救急患者さんを24時間体制で受け入れると共に、常に質の高い医療を提供しています。

救急外来は、JR岸辺駅と直結した病院入口とは反対側の病院１階にあります。専門医がファーストタッチからかかわり、画像診断（CT, MRI）室およびカテーテル室と隣接しており、集中治療室（SCU,HCU,CCU病棟）も同じ階にあります。また、手術室には専用エレベーターで直行できるため、迅速かつ的確な診療を提供しております。

大阪府救急搬送支援・情報収集・集計分析システム（ORION）による応需率の推移

大阪府内の救急隊による受け入れ要請に対する応需状況を図表に示します。コロナ禍において応需率が低下しましたが、高い応需率を維持しております。
なお、応需率は、1回目の連絡で受け入れに応じた率を示すことにご留意ください。