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脳血管研究グループについて

Neurovascular Research Group

我々の研究グループは、脳神経内科・長束部長と病態代謝部・斯波部長のサポートのもと、脳神経内科・猪原匡史を主任研究者として、以下の研究グループで、脳卒中と認知症の治療法の開発を目指して日々研究と診療に従事しています。

メンバー


猪原匡史
脳神経内科・医長

山本由美
再生医療部・流動研究員

齊藤聡
再生医療部・流動研究員

高橋由佳子
再生医療部・非常勤研究員

中奥由里子
再生医療部・研修生
京都大学大学院医学研究科・臨床神経学講座・大学院生

角田千景
脳神経内科・臨床心理士
大内淳 脳神経内科・臨床心理士
宇留島由貴 脳神経内科・臨床心理士

角田良介
脳神経内科・事務補佐員
治験調整事務局
大橋陽子 脳神経内科・事務補佐員
和田紗耶香 脳神経内科・事務補佐員
石田達也 再生医療部・研究補助員
花田奈月 再生医療部・研究補助員

服部頼都
脳神経内科・客員研究員

主な研究テーマ(シロスタゾールの治験にご興味がある方は7番をご覧ください)

  1. 血管性認知症
    1. 孤発性血管性認知症の動物モデルの開発
      マウス、ラット、非人類霊長類を用いて、孤発性血管性認知症の動物モデルを開発し、ヒトの血管性認知症に応用できる薬剤の有効性試験を行っています。
    2. 遺伝性血管性認知症CADASIL・CARASILの病態解明
      CADASIL・CARASILの動物モデルとCADASILの患者さんから樹立したiPS細胞を用いて遺伝性血管性認知症の病態を解明する研究を行っています。また、三重大学を中心とした研究グループでCADASIL患者さんのデータベースの構築により、診断基準の作成と将来の治療法の開発を目指しています。CADSIL研究班ホームページ
  2. アルツハイマー病における血管因子
    高齢者の認知症においては、複数の原因が関与することがしばしばです。認知症の筆頭疾患であるアルツハイマー病にも生活習慣病に基づく血管病が深く関与しているということが知られています。そこで、私たちは、動物モデルを用いてその病態を検証し、血管病の視点からアルツハイマー病の治療法を開発する研究を行っています。
  3. 脳血管障害の新規治療法の探索
    血液サラサラ薬と言われる抗血栓薬が脳梗塞の予防に用いられますが、出血の合併症もあることから、副作用の少ない治療法の開発が望まれています。我々は、ペプチドホルモン、長寿遺伝子Sirt1を活性化する薬剤、再生医療などを用いて脳梗塞を治す新規治療法の開発を行っています。
  4. 脳卒中の予後予測
    脳卒中急性期に電気生理学的手法や核磁気共鳴法を用いて患者さんの予後を予測できるアルゴリズムを開発する研究を行っています。その方法を将来の脳卒中の臨床研究に組み込むことで、有効な神経保護療法の確立を目指します。
  5. 脳卒中(特に脳出血)の成因研究
    大阪大学歯学研究科との共同研究で、齲蝕原性菌(通称、虫歯菌)が脳出血の強い危険因子となることが明らかになりました。高血圧の管理によって減少はしているものの、外国に比べて我が国に依然多いとされる脳出血の予防法開発につなげたいと考えています。
  6. アルツハイマー病のPETプローブ開発
    京都大学薬学研究科と共同で、アルツハイマー病に見られる病理変化を非侵襲的に検出できるPET/SPECTプローブの開発を行っています。
  7. シロスタゾールを用いた軽度認知障害に対する医師主導治験:COMCID研究
    わが国には約400万人の認知症予備軍:軽度認知障害の患者さんがおられる、と考えられています。現在のところ、軽度認知障害から認知症への進展を防ぐ有効な手段はありません。私たちは、シロスタゾールがアルツハイマー病の脳に蓄積するアミロイドβという老廃物を排泄させる作用があることを見出したことから、当センターを含む日本の15拠点(三重大学、宇多野病院、京都医療センター、神戸大学、大阪市立総合医療センター、東京都健康長寿医療センター、順天堂大学医学部附属浦安病院、倉敷中央病院、八千代病院(愛知県)、南京都病院、京都大学、国立長寿医療研究センター、京都府立医科大学、東京医科歯科大学(順不同))でシロスタゾールを軽度認知障害の患者さんに投与し有効性を探るための医師主導治験を2015年春から開始します。(詳しくはこちらのページをご覧ください。)

    こくじゅん通信 2014/4 vol.15 【pdf:7.4MB】

    治験相談窓口 角田 06-6833-5012(代表)から内線2686を呼び出してください
    (受付時間:月~金10:00~17:00※土日・祝祭日及び12/29~1/3を除く)
    メールアドレス:r_kakuta*ncvc.go.jp (*を@に変更してください)

最終更新日 2016年06月08日

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