かるしおプロジェクト

国立循環器病研究センター

減塩について

日本人の塩分摂取量は1日平均が約10gと世界のなかでも多くなっています。
循環器病は塩分を控え、血圧を下げることがその予防に繋がります。
まずはあなたの食生活の塩分をチェック!

かるしおクイズ

塩分の悪影響は血圧だけですか?
塩分(食塩)は高血圧に強く関係しており、塩分の摂取量が多いと血圧は上がります。食塩は血圧を上げることによって脳卒中や心臓病の危険性を高めますが、血圧への影響以上に心臓や血管に悪影響を及ぼすことが分かってきました。また、塩分の摂り過ぎは腎結石や骨粗鬆症、胃がんなどの病気にも関係しています。したがって、塩分の制限は高血圧の予防と治療、脳卒中や心臓病などの循環器病の予防に重要で,上に述べたような循環器病以外の病気にも好影響が期待できます。
塩分をどの程度減らすといいのですか?
1日の塩分摂取量については、わが国では高血圧の人は6g未満、一般の人は男性で8g未満、女性は7g未満が勧められています。しかし日本人の塩分摂取量は、減少傾向にはありますが平均10g以上で、世界的にみてもまだ多い状況です。高血圧の人も、大部分は目標を達成できていません。食塩の1日の必要量は1-2gですので、塩分をしっかり制限しても通常は体に悪影響はありません。欧米ではより厳しい塩分制限(一般人で6g未満、高血圧の人は4g未満)を勧めています。
夏は汗をかくので塩分を多めに摂取した方がいいのでは?
夏は発汗などで脱水になると熱中症の危険性が高まりますので、水分は十分に摂りましょう。発汗により塩分もいくらか失われますが、日本人の食塩摂取量は必要量をはるかに超えています。高血圧の人は、大量に汗をかいた場合を除き、夏でも塩分は制限すべきです。
国循の「減塩プロジェクト」について教えて下さい。
国循の入院食の食塩量は原則1日6gですが、調理師さんや栄養士さんの工夫で、美味しい減塩食になっています。最近ではこの食事が評判になり、マスメディアにも取り上げられるようになりました。「減塩プロジェクト」は、循環器病の予防における減塩の重要性を啓発し、国循の美味しい減塩食をさらに広めるべく、立案されました。主な活動は、減塩についての広報、東北大震災への支援、減塩デジタルレシピや減塩弁当の開発、高血圧教室や料理教室、他の減塩活動との連携などです。

最終更新日 2016年02月17日

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