令和元年度の農林水産省と連携したかるしおのロシアでの取り組みついて
日露首脳会談で提案された8項目の「協力プラン」の一環として、農林水産省では、日本の介護食・機能食や病院食のロシアへの提供に向けた調査や支援を行っています。昨年度はロシア病院関係者を迎えて国立循環器病研究センターにて日本の病院食について意見交換を行いました。これを踏まえて、2020年2月18日にロシア栄養研究所付属病院にて、かるしおに関する講演と調理実演を行いました。試食会ではロシアでも調達可能な食材を用いた病院給食用のかるしおメニューとして「鶏肉のトマト煮込み」、「さけのホワイトソース」、「ぎせい豆腐のくずあんかけ」、オプションメニューとして「ちらし寿司」を提供いたしました。今回の取り組みを通して、国循の病院食をロシアの医療機関へ導入し、健康的な和食を海外へ展開する可能性を切り開きました。
詳しくはこちらの農林水産省の報告書をご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/kikaku/31_russia.html
ロシアでの食材の現地調達の様子
講演会の様子
調理・試食会の様子
最終更新日 2020年05月26日