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看護部ブログ

  • NCVCは心臓だけじゃない!

    こんにちは、6W病棟の2年目看護師です。

    6W病棟は、脳神経外科を主科とする病棟で、脳動脈瘤や脳動静脈奇形、もやもや病などの疾患を対象に、検査や手術前後の看護を行っている病棟です。

    就職して2年が経とうとしていますが、学生では経験できなかったことが多くあり、驚きの毎日を過ごしています。                                                         一般病棟では1日に受け持つ患者さんの人数も多いのですが、受け持つ患者さんの中には、気管切開やドレーン挿入中の方など重症な方もおられ、                                        常に優先順位を考えて行動することが大切になってきます。

    また意識障害や失語症など、意思疎通が困難な方も多く、患者さんの一番身近にいる看護師が異常の早期発見を行い、また言葉だけではないコミュニケーションの方法を考え、                            患者さんの気持ちを汲み取っていく看護の重要性も学びました。

    そして6W病棟ではリハビリテーション科との協働が非常に大切です。実際にあった例を一部紹介します。

    患者さんはくも膜下出血発症後に水頭症を併発しました。                                                                                            水頭症の影響により、意思疎通困難となり、食事や排泄など日常生活援助が必要な状態となりました。                                                                     その後、手術を受けて水頭症は改善されましたが、筋力低下が著しく、なかなか離床が進みません。                                                                     リハビリの先生方と協力して段階的にリハビリを行ったことで、最終的には歩行器を使用して一人で歩けるようになり、日常生活援助はほとんど不要になるまで回復されました。                              そしてその方は退院後に病棟に来られ、無事に社会復帰でき、入院中は大変お世話になったと、感謝の言葉を伝えてくれました。

    このように患者さんが社会復帰できるまで元気に回復されていく姿が見られることが、私たち看護師にとって嬉しく、日々のやりがいに繋がっています。

    6W病棟では、脳神経外科の術前術後の看護、異常を早期に発見できる力が必要であることに加え、                                                                   食事・排泄・移乗の介助など患者さんの状態に合わせた日常生活援助を提供する機会が多くあります。                                                                         多忙な毎日ですが、日々の看護で患者さんの出来ることが増え、どんどん回復していく姿を間近で見ることができる素敵な病棟です!                                             私たちと一緒に、働いてみませんか?

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  • NCVCは心臓だけじゃない!

    脳神経・脳血管内科病棟の5年目看護師です!

    私は脳疾患の病棟に勤務するまでは、脳と聞けば、なんだか難しくてややこしそうなイメージでした。                                                                   学生の頃に脳神経を12まで覚えるのも嫌でしたし、理解するのに大変苦労しました。

    ですが実際に働いてみると様々な発見や驚きがありました!例えば、2人の患者さんは同じ左中大脳動脈領域の脳梗塞だったのですが、

    1人目の方はADL自立、大きな後遺症特になし→自宅退院

    2人目の方は、ADL全介助JCS-100→療養型病院へ転院

    と、同じ病巣でも全く状態が違いました。

    何故かというと、1人目の方は脳梗塞発症からすぐに来院し、t-PA(血栓溶解療法)とEVT(カテーテル血栓回収療法)を受けられたので、治療後は元の生活と変わらない様子でした。                                  2人目の方は、発症から半日間、自宅で発見されず、脳梗塞発症により不可逆的に脳がダメージを受け回復ができなかったため、大きな後遺症を残すことになってしまいました。                                     このように同じ領域の脳梗塞でも治療開始のタイミングで退院時の状態にこれほどまで差があるということを勤務して初めて知りました。

    後遺症の程度や種類は様々です。看護師は麻痺などの障害の程度に合わせて介入を行います。                                                                             例えば、半身麻痺が残存すると、食事や排泄動作にも介助を要します。脳梗塞を発症し、集中治療室から一般病棟へ移動して来られた当初は、                                             麻痺が残存しトイレへの移動に車椅子を使用していた患者さんを例にあげます。

    私はその患者さんに対し、日々トイレ介助を行う中で、車椅子からの立ち上がる様子や、立ち上がった後のふらつきの有無、車椅子から便座へと身体の方向転換を行う様子から                                車椅子を使用せずとも移動できるとアセスメントを行いました。そして車椅子ではなく、歩行器を用いてトイレ誘導を行ったところ、スムーズにトイレに行くことができました。                                脳梗塞発症により、できないことが増え、落ち込んだ様子が見られていた患者さんでしたが、ご自身でできる動作が増えたことで、患者さんの表情に笑顔があふれており、                                   看護のやりがいを感じました。

    脳は人間が生きていくために大切な神経が沢山あります。                                                                                    生命は保たれるけど、半身麻痺に加え、失語症や半側空間無視・構音障害など、障害されると生きづらくなるような神経も通っています。                                                        しかし、そんな障害が残存した患者さんの回復を実感できた時の驚きや感動は、脳卒中病棟に勤務している看護師だからこそ得られるものだと思います。 

    ぜひ、私たちと一緒に脳のことを知り、患者さんの回復を支援できる看護を考えましょう!!

     

    国立循環器病研究センター 6E病棟 5年目看護師

     

    掲載については、ご本人の同意を得ています。

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  • NCVCは心臓だけじゃない!

    こんにちは!

    NCU病棟は、脳外科の集中治療室で主に脳出血やくも膜下出血、脳血管奇形、脳腫瘍の手術後の患者さんの急性期治療を行う病棟になります。                                        周術期の患者さんだけでなく生命の危機に瀕した重篤な患者さんが多いので術後管理やクリティカルケアの知識が必要となります。                                                全国的に稀な脳外科専門の集中治療室なのでドレーン管理、人工呼吸器管理を含めた脳外科の急性期術後管理を深く学べる場所になっています。                                            ここまで聞くと堅苦しくて、頭良い人じゃないと働けないんじゃないか?と思う方もいるかもしれません。                                                                でも、心配しなくて大丈夫!NCUに配属されてから先輩が1対1で手厚くフォローしてくれますし、プリセプターの看護師も1年目と一緒に勉強していきます!

    脳外科患者さんは、意識障害や麻痺などの後遺症を持った方が多いです。                                                                            ADLが低下したり意思疎通が難しい患者さんと共に生活機能を生かしながら本来の日常生活に近づけるように他職種と看護を考えるのはとても楽しいです!                                          また、意識障害や失語の患者さんは症状の変化や思いを上手く伝えられないので看護師が「いつもと違うな?」「こう思ってるんじゃないか?」と考えたり感じることも重要になります。                                      それに気づける為には、普段の観察やアセスメント力が大事で看護実践の中でこの大事なスキルが養われていっていると実感しています。

    そういった感じ取る力や考える力はどの領域に配属されても必要ですが、脳外科領域では普段の観察やアセスメントが早期発見や今後の治療に大きくかかわってきます。                                                             だからこそ、看護によりやりがいを感じます。 

    勉強も色々な面で不安があると思いますが、まずは看護を楽しいと思えるようにNCUで一緒に看護してみませんか?                                                        気軽に就職説明会やインターシップに来てくださいね♡

     

    国立循環器研究センター NCU病棟 3年目看護師

             

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  • NCVCは心臓だけじゃない!

    SCU病棟3年目の看護師です。前回に引き続き、脳卒中看護の魅力を色んなスタッフにインタビューし、皆さんにお伝えしていきます。

    今回は救急外来の応援にいっている看護師とSCU経験10年目ベテラン看護師、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師にそれぞれのテーマでお話を聞きました。

    救急外来の応援にいっている看護師の『病棟とは違う救急外来看護のやりがい』は、くも膜下出血や心疾患など普段あまりかかわらない疾患の看護を学ぶことができること、診断がついていない患者であるため、いろいろな可能性を考えながら迅速な対応を学べることだそうです。また、SCUと救急外来を兼任することでいち早い対応をした血栓溶解療法や血栓回収術を受ける患者の回復過程にかかわることができるのもやりがいの一つだそうです。

    SCU経験10年目ベテラン看護師の『脳卒中看護でやりがいを感じること』は、患者さんの病院での生活で側にいることが多い看護師だからこそ気づけることや関われることがたくさんあり、脳卒中による後遺症とどのように付き合っていくかを考え今後の生活を見据えたリハビリやケアを日々行っていくことができることだそうです。脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の『脳卒中看護の魅力』は、脳は複雑な臓器かもしれませんが、理解するために努力し続けることが大切で理解できれば、専門性の高い看護が実践できるところだそうです。

    魅力が詰まった脳卒中看護について少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!

     

    国立循環器病研究センター SCU病棟 3年目

     

    「半側空間無視という神経症状がないか診察しています。線の真ん中を指せたら正解です!」

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  • NCVCは心臓だけじゃない!

    SCU病棟3年目の看護師です。脳卒中看護の魅力を色んなスタッフにインタビューし、皆さんにお伝えしていきます。

    ある日突然、身体が動かなくなったり、話せなくなった患者さんへの看護は悩むことが多いですが、先輩看護師や脳卒中リハビリテーション看護認定看護師、多職種の方にアドバイスをもらいながら日々励んでいます。

    今回は新人看護師と2年目看護師に『脳卒中患者さんと関わる中で嬉しかったこと』と『脳卒中看護の楽しさ』を聞いてみました。

    新人看護師の『脳卒中患者さんと関わる中で一番嬉しかったこと』は、失語症のある患者さんが少しずつ言葉が出るようになって伝えたいことが理解できた時に患者さんの喜んでくれた表情が嬉しかったようです。

    2年目看護師の『脳卒中看護の楽しさ』はベット上安静、ストレッチャーや車椅子での移動だった患者さんが治療やリハビリをうけて少しずつ改善し、症状がよくなっていることや以前はできなかったことができるようになったことなどの回復を患者さんと近くで一緒に喜べることだそうです。

    次回は救急外来へ応援にいったり、脳卒中リハビリテーション看護の認定資格を持っているなどベテラン看護師のお話をお伝えします。お楽しみに~!

     

    国立循環器研究センター SCU病棟 3年目看護師

                    

    「誤嚥に注意しながら食事介助をしています」

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  • NCVCは心臓だけじゃない!

     私は9E病棟に勤務する新人看護師です。

    あっという間に1年間が終わろうとしています。この前入職したばかりなのに時間が経つのがとても早かったです。入職した当初は右も左も分からない状態で、働くことがとても不安でした。

    病棟の先輩方がとても優しく丁寧に知識や技術を教えてくださり、今は安心して働くことができています。また、プリセプターの先輩が一緒に技術の練習もして下さり心強かったです。

    写真は私のプリセプターの先輩と一緒に撮りました。私は、島根県から就職のタイミングで大阪に来たので新しい環境に慣れることにも不安でした。大阪に来て驚いたのは、電車の本数と車両の多さです。私の地元の終電は20時なので、0時過ぎても終電がある事には感動しました。さらに大阪は人がとても温かく、どこに行っても食べ物が美味しいのでとても楽しい場所です。

    そのため、すぐに環境には慣れることができました。

     9E病棟では肺高血圧症の患者さんが多く入院されています。肺高血圧症の患者さんは、エポプロステノールといった薬剤を24時間身体に投与しながら生活をしておられます。最近では、エポプロステノールの薬液を溶かしたり、カセットの交換の練習をしたりしています。清潔を保つことが重要な手技のため難しいと感じることもありますが、先輩方がコツやアドバイスをくださるので、だんだんとできるようになってきました。実際にエポプロステノールを投与しておられる患者さんを受け持つことに緊張していますが、練習してきたことを活かせるように頑張りたいと思います。

    そろそろ2年目になることに焦りを感じていますが、私が先輩方から教えていただいたことを新しく入ってくる1年生にも教えられたら良いなと思っています。

    仕事ばかりだと心が休まらないので、休みの日には一緒に遊びに行ったり美味しいご飯を食べたりしてリフレッシュして共に頑張っていけたら良いなと思います。

     

    国立循環器病研究センター 9E病棟 1年目看護師

     

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  • NCVCは心臓だけじゃない!

    皆さんこんにちは。カテーテル室の1年目看護師です。

     

    カテーテル室は、様々な疾患を持つ患者さんが来られます。

    日々、緊張感はありますが、先輩にフォローして頂きながら、自立してできることが増えてきました。入職して約9か月が経ち、最近では緊急症例も受け持つことが出来るようになりました。技術の修得や勉強など大変なこともありますが、これからも患者さんに安全・安楽な看護を提供できるように、日々、頑張ります。

     

    コロナ禍で大変な状況ではありますが、プライベートも充実させています。写真は、京都の紅葉を見に行った時のものと、下呂温泉に旅行に行ったときのものです。また、最近は車の免許を取りに教習所に通っています。仕事とプライベートに、しっかりメリハリをつけて、できるだけリフレッシュできるように心がけています。

     

    国立循環器病研究センター カテーテル室 1年目看護師

       

     

     

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  • NCVCは心臓だけじゃない!

    みなさんこんにちは。5E病棟新人看護師です!

    4月に入職し、病棟で勤務をさせていただくようになって5ヶ月が経ちました。

    5E病棟では心臓移植を待機している小児から成人の患者さんや、成人先天性疾患の患者さんが入院されています。

    疾患も複雑のため理解することが難しく最初はわからないことばかりでした。今は様々な学習を行い、先輩にサポートをしてもらうことで、出来ることが増えたため、自分自身の成長に喜びを感じています。その反面看護を提供することへの責任を感じ身が引き締まる思いです。

     

    まだまだ、コロナの終息が見られず先が見えない中での毎日で、同期や友達と旅行に行くことや、食事に行くことへの制限は残り、コロナ禍以前はアウトドアで過ごしていたため、最近休日は何をして良いのか分かりませんでした。

    しかし、最近は制限が緩和された時のことを考えて色々な場所やお店を調べる事や家にいる時間が増えたため、家の掃除をすることが今の気分転換です。

    海外へ自由に行ける日々が戻ったらフロリダのディズニーに行きたいと思っているのでそれまで同期3人と日々励まし合いながらみんなで楽しく今後も仕事を頑張っていきたいと思います!

     

    国立循環器病院研究センター 5E病棟 1年目看護師

     

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  • NCVCは心臓だけじゃない!

    こんにちは!CCU病棟の1年目看護師です。

    CCU病棟は心臓内科系集中治療室です。緊急入院が多い中で安全に配慮した上で安心して入院・治療ができるように、個別性に合わせた看護を提供しています。

     

    現在、入職してから5ヶ月が経ちました。4月は分からないことだらけで戸惑うことが多かったです。

    しかし、先輩方からアドバイスを頂くことで少しずつ出来ることも増えてきました。

    毎月行われている勉強会ではCCU病棟で働く上で必要な知識を、分かりやすく現場に合わせた内容で教えてくださり自信に繋がっています。

    新生活や勉強で忙しくあまり実家に帰省することは出来ていませんが、

    たまに帰省した時は実家の猫に癒されています。

    今後更に重症の患者さんを受け持つことで悩むことも出てくると思いますが、先輩方にアドバイス頂いたり、同期と励まし合ったり、猫に癒されながら頑張っていきたいと思います。

     

    国立循環器病研究センター CCU病棟 1年目看護師

     

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  • NCVCは心臓だけじゃない!

    皆さん、こんにちは。SCU病棟新人看護師です!今年はSCU病棟に新人看護師が9人配属となりました。私たちの所属するSCU (Stroke Care Unit)病棟では、脳梗塞・脳出血などの脳卒中患者さんの超急性期に対する治療と看護を行っています。

     

    現在、就職してから3ヶ月が過ぎました。コロナ禍で十分に実習ができなかったこともあり、初めて病棟に行った時は緊張や不安でいっぱいでしたが、SCUの先輩方はとても優しく暖かく出迎えてくださいました。少しずつではありますが病棟の雰囲気にも慣れ、今は熱い看護観をもつたくさんの先輩方に毎日サポートしてもらっています。また、新人看護師9人で学んだことを、交換ノートなどを使用して共有し、9人で共に成長できるように助け合って過ごしています。

     

    私たち新人看護師には、精神面でのサポートをしてくださるプリセプターの方が一人一人についています。日々分からないことや不安なことを相談することができています。辛いときにはゆっくり話を聞いていただき、励ましてもらえています。プリセプターの方は比較的年齢も近く話しやすいため、私たちにとって心の支えとなっています。

     

    最近では、片麻痺が残存している患者さんの移乗動作・リハビリや、嚥下障害のある患者さんの食事介助、採血などを自立して出来ることが増え、夜勤もするようになりました。看護師として患者さんの治療に携わり、少しずつできることが増えていくことを嬉しく思い、モチベーションにもつながっています。まだまだ分からないことも多く、未熟な私達ですが、先輩方の患者さんと真摯に向き合う姿勢を見て、少しでも早く一人前の看護師になれるように日々努力していきたいと思っています。

     

    国立循環器病研究センター SCU病棟 1年目看護師

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最終更新日:2023年12月26日

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