看護部ブログ
脳外科看護ってなんだろう?
こんにちは!
NCU病棟は、脳外科の集中治療室で主に脳出血やくも膜下出血、脳血管奇形、脳腫瘍の手術後の患者さんの急性期治療を行う病棟になります。 周術期の患者さんだけでなく生命の危機に瀕した重篤な患者さんが多いので術後管理やクリティカルケアの知識が必要となります。 全国的に稀な脳外科専門の集中治療室なのでドレーン管理、人工呼吸器管理を含めた脳外科の急性期術後管理を深く学べる場所になっています。 ここまで聞くと堅苦しくて、頭良い人じゃないと働けないんじゃないか?と思う方もいるかもしれません。 でも、心配しなくて大丈夫!NCUに配属されてから先輩が1対1で手厚くフォローしてくれますし、プリセプターの看護師も1年目と一緒に勉強していきます!
脳外科患者さんは、意識障害や麻痺などの後遺症を持った方が多いです。 ADLが低下したり意思疎通が難しい患者さんと共に生活機能を生かしながら本来の日常生活に近づけるように他職種と看護を考えるのはとても楽しいです! また、意識障害や失語の患者さんは症状の変化や思いを上手く伝えられないので看護師が「いつもと違うな?」「こう思ってるんじゃないか?」と考えたり感じることも重要になります。 それに気づける為には、普段の観察やアセスメント力が大事で看護実践の中でこの大事なスキルが養われていっていると実感しています。
そういった感じ取る力や考える力はどの領域に配属されても必要ですが、脳外科領域では普段の観察やアセスメントが早期発見や今後の治療に大きくかかわってきます。 だからこそ、看護によりやりがいを感じます。
勉強も色々な面で不安があると思いますが、まずは看護を楽しいと思えるようにNCUで一緒に看護してみませんか? 気軽に就職説明会やインターシップに来てくださいね♡
国立循環器研究センター NCU病棟 3年目看護師
最終更新日:2023年12月27日