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研究推進支援部

研究情報基盤管理室

研究情報基盤管理室

業務内容

近年、情報処理技術の進歩はめざましく、当センターにおいても様々な場面において情報処理技術が利活用され、必要不可欠になっています。研究情報基盤管理室では、研究所における情報化と情報処理技術を用いた研究支援を行うために、セキュアで信頼性が高く、かつ効率性・利便性の高い情報通信基盤の整備を推進することを目的とし、以下のような業務を行っています。

情報通信基盤の整備

研究所における情報化と研究支援を推進するためには、研究所だけではなくセンター全体での情報化戦略に基づいた情報通信基盤の整備と継続的な改善が必要です。そのため、情報統括部・医療情報部と密接に協力し、センターにおける研究や診療業務に必要不可欠な情報システム・通信機器などの仕様策定・導入開発・運用管理を行っています。また、厚生労働省やNISC(内閣サイバーセキュリティセンター)による情報セキュリティ監査に対応し、問題点の洗い出しやその対策を行い、よりセキュアで利便性の高い情報通信基盤となるよう継続的な改善を実施しています。さらに、それに伴うセンターの情報セキュリティポリシーの改訂や手順書の整備、セキュリティインシデント発生時の対応、職員の情報セキュリティ教育のためのコンテンツの作成や講習会の開催などの支援も行っています。

研究不正防止対策のための研究データ管理体制の整備

発表論文に対して疑義照会があった場合には、研究者や所属組織は発表論文の検証を行い、不正や間違いがないことを客観的に証明する必要があります。このような状況を鑑みて、論文関連データを適切なアクセス権限の下で安全に中央管理し、保管されたデータに対するアクセスログを収集することで、誰がいつどのデータに何をしたかを確認できるシステムを研究者および研究所のために開発し運用管理しています。

医療情報関連の研究支援

研究情報基盤管理室では、センター内で実施される医療情報に関連する研究支援を行っています。具体的には、情報統括部・医療情報部と協力し、病院で発生しているほとんどすべてのリアルワールドデータを集約し管理する統合データベースを開発し、臨床研究への2次利用を可能とする仕組みを構築してきました。また、医療情報の抽出・匿名化・セキュアな管理・適切な解析方法などの技術的なコンサルテーションを行い、医療情報関連の様々な研究に関する研究計画立案や研究実施の支援を行っています。

最終更新日:2021年10月22日

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