かるしおプロジェクト KARUSHIOH PROJECT

国立循環器病研究センター

【グルメな減塩!かるしお大作戦 コラム】

吹田市×国循の取組みについて

みなさん、こんにちは!

さて、今回のコラムでは、国立循環器病研究センター(国循)のおいしい減塩食 “ かるしお ” を小学校給食のメニューにも取り入れようと吹田市と一緒に進めている取り組みをご紹介します。

食塩を多く摂りすぎると血圧が上がります。

高血圧が脳卒中や心筋梗塞などの循環器病を引き起こすことはよく知られていますね。

でも、食塩を減らして食事がおいしくなくなってしまうのはイヤだなって思いませんか。

子供のうちからおいしい減塩食生活に親しむことは、大人になってから食塩を摂りすぎないような食生活習慣を身につけることにもつながります。

そこで、吹田市と国循が協力して小学校給食のメニューづくりを始めました。

名付けて、“ 吹田市×国循 グルメな減塩!かるしお作戦 ”

国循の管理栄養士や調理師らの長年の知恵と技が蓄積され、
患者さんからも評判の病院食から始まった “ かるしお ” には、
例えば塩を少なくして出汁をきかせるなど、京料理のテクニックも活かされているんですよ。

今のところは吹田市立小学校の給食に含まれる食塩相当量は月平均2.3gですが
これを3年間かけて少しずつ減らして、学校給食摂取基準にも掲げられている2g未満にすることが目標です。

給食だけでなく、子供たちを含めたご家族が一緒にお家での食生活についても考えてみませんか?

どのような食生活をおくるのがいいのか、みんなで作戦を練ってみましょう!

では、これからどんな給食メニューが新しく加わるのでしょうか。

本コラムでも少しずつ紹介していきますから、皆さん楽しみにしていてくださいね。

(文:赤川 英毅、図・構成:佐藤 薫)


 

最終更新日 2022年06月27日

かるしおプロジェクトは、循環器病予防のための食生活改善を目的に、「塩を軽く使ってうまみを引き出す、減塩の新しい考え方」を一般に広めるための国立循環器病研究センターの取り組みです
PageTop