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文部科学省補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」の中間評価結果

令和3年3月18日
国立循環器病研究センター

国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:小川久雄、略称:国循)は、平成30年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」(以下、本事業)に医療機関として初めて選定され、このたびの本事業開始3年目の中間評価が行われ、選定機関のうち唯一、もっとも良い評価である「S」評価になりました。https://www.jst.go.jp/shincho/hyouka/josei_shien.html

背景

日本における女性研究者数が欧米先進諸国と比べて著しく低い状況に鑑み、文部科学省において平成18年度より「女性研究者支援事業」、平成27年度より現在の「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」が実施されています。
国循は、大学病院以外の医療機関としては初めて本事業に選定されました。理事長直轄のダイバーシティ人材育成支援室(室長:ピアソンジェームス)が中心となり、ダイバーシティ研究環境の形成に取り組んできました。
取組の概要:http://www.ncvc.go.jp/education/diversity/initiative.html

中間評価の結果

「海外派遣助成(長期・短期)」を創設し10名の女性研究者を海外へ派遣し、長期海外 派遣者2名に対し代替者の雇用助成を行ったこと、さらに海外留学の経験のある女性研究者を対象とした「国際共同研究助成」、新たに上位職に登用された女性研究者を対象とした「スタートアップ研究助成」を創設し、国際的に活躍できる女性研究者の育成を進めたこと、また、生活情報や子育て支援情報を英語で発信するなど、外国人研究者の支援を積極的に進めたことが高く評価されたとの結果でした。
取組の成果として女性研究者の研究力が向上し、事業開始前と比較して科研費新規採択率が1.9倍、採択額が2.8倍に上昇したことも評価され、今回のS評価につながりました。

今後の展望と課題

今回のS評価の一方で、中間評価の後に女性部長3名が更なるキャリアアップに伴い退職し、現在2名(部長全体の4%)となっています。男女共同参画の観点はもとより、さらなる研究力の向上および多様な視点や発想を取り入れ、ライフイベントと研究を両立するための環境整備を行っていきます。

最終更新日 2021年03月18日

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