ホーム > 医療人の育成 > レジデント・デーのご案内 > 2015年度 > 渡邉 雅貴(わたなべ まさたか)

渡邉 雅貴(わたなべ まさたか)

東京医科大学循環器内科 助教
東京医科大学先進的心不全治療医学講座主席研究員/部門長兼務

私は2008年からの2年間、国立循環器病センター;NCVC(当時)の心不全科専門修練医として勤めさせていただきました。NCVCとの出会いは、私が後期研修を行っていた新潟県の病院で若年拡張型心筋症の症例に困り果てたときに、インターネットでNCVCのホームページに辿り着いたところから幕を開けました。当時私の研修病院には凄腕のPCI/EP specialistがおりましたが、当該の重症心不全症例には成す術なく、担当医として困難な日々を過ごしておりました。悩みぬいた挙句、当たって砕けろとNCVCに電話をしてみたところ『それで患者様はいつ来られるの?』と聞いてもらったところから始まりました。

日本全国に循環器の有名病院は数多ありますが、文字通り最後の砦たる循環器病センターへの憧れは、当該患者搬送の後に夕日に染まるNCVC病棟を眺めながら乗ったタクシーの車窓から思いが益々強くなったことを昨日のことのように記憶しております。NCVCでの研鑽の日々は理想と現実の狭間で文字通り葛藤の日々でしたが、ここでの経験と人脈が私の心不全医としての礎を作ってくれました。NCVC退職後は一旦東京へ戻り、その後オーストラリア連邦ビクトリア州にあるMONASH大学で引き続き心不全武者修行を約3年間行いました。その後は東京医科大学へ2012年に戻り、東京医科大学歴史上初めての心不全グループを創設させていただく名誉を授かりました。そして、2015年4月からは誠に僭越ではございますが、慢性心不全患者の再入院回避を目的とした心不全モニタリングや再入院回避アルゴリズムを確立するために、東京医科大学先進的心不全治療医学講座を立ち上げさせていただく運びとなりました。若く未熟な自身ですが、現在はスタッフ募集や講座運営等、初めて尽くしながら、自身のライフワークである『心不全の克服』を目標に精進と研鑽の日々を送っております。このような私ですが、この度は第6回レジデント・デーに於きましてプレゼンテーションをさせていただく最高の名誉を授かりましたので、私の知るNCVCのすべてを、客観的にかつ魅力的に皆様にプレゼンテーションさせていただきます。当日はプレゼンテーション方法も、皆さまの今後のご参考にいただけるように真剣勝負で参りたいと思っておりますので、是非、ご参集のほどよろしくお願い申し上げます。

最終更新日 2015年05月20日

ページ上部へ