国立循環器病研究センター

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医療人の育成

令和5年度 ティーチング・アウォード受賞者コメント

鎌倉 令 先生(心臓血管内科)

昨年に引き続き、このような栄誉ある賞に選出いただき、大変光栄に存じます。これからも自分自身がより一層精進していくとともに、諸先輩方から教えていただいた不整脈診療の楽しさを伝えていければと思っております。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
[令和4年度受賞コメント:昨年2年間の海外留学を終えて再び国循で働く機会を頂いたうえに、いきなりこのような栄誉ある賞に選出いただき、大変光栄に存じます。当院の不整脈科は、幅広い不整脈疾患を経験できる全国でも唯一無二の施設だと思います。これからも自分自身がより一層精進していくとともに、研修に来られる先生方に対して自分が海外留学で得たような素晴らしい経験を提供できる施設であり続けられるように微力ながら努力していきたいと思います。ありがとうございました。]

森内 健史先生(心臓血管内科)

この度はこの様な素晴らしい賞を頂くことができ、大変嬉しく思っております。心不全科では弁膜症や心筋症患者の血行動態、病態について、心エコー図検査やカテーテル検査などの様々なツールを用いて評価し、カンファレンスを通して皆で議論し合いながら一例、一例の患者についての理解を深め、治療方針が丁寧に組み立てられてゆきます。この様な日常の診療環境が若手医師だけでなく、指導医にとっても大切な学びの場となっており、今回の受賞は、この心不全科の教育環境をレジデントや専門修練医の皆様に評価頂いた結果だと感じております。これからも心不全科一同、日常の診療を通して皆様と一緒に心不全について学んでいければと思っております。

大塚 文之 先生(心臓血管内科)

この度は大変栄誉ある賞を頂戴し、身に余る光栄です。令和元年度に本アウォードを頂いてから2度目の受賞にはなりますが、まだまだ未熟な私としては、本当に身の引き締まる思いです。
“Evidence-Based Medicine (EBM)”という言葉が定着して久しいですが、医学の世界では絶えず新しいエビデンスが創出され、知識のアップデートが求められます。一方、個々の患者さんの病状は多彩であり、日常診療ではEBMに当てはめることが容易ではないケースも多々あります。だからこそ、知識を深め、技術を磨くことに加えて、個々の病態を緻密に考察する能力を養うことが重要であると考えています。若い医師達とそのような取り組みを共有しながら、患者さんに最良の医療を提供できる医療人として互いに成長して行けるよう、私自身も努力を重ねて参りたいと思っております。

米山 将太郎 先生(移植医療部)

この度はティーチング・アウォードという大変栄誉ある賞を頂き、誠にありがとうございます。臨床医として共に日々の診療に取り組み、そこから生まれるクリニカルクエッションについて議論した、優秀なレジデント・専門修練医の先生に御評価頂いたことを非常に光栄に思っております。国循の素晴らしい指導医の先生の元で私自身も医師として大きく成長させて頂きましたので、レジデント・専門修練医の先生が少しでも充実した研修を受けられるよう、指導医として私もお力添えできればと思っております。今後ともよろしくお願い致します。

川本 尚紀(心臓外科)

このような大変栄誉のある賞に選出いただき、誠に有難うございます。国立循環器病研究センターの使命は循環器病制圧はもちろんのことですが、最も重要な責務の一つに教育が挙げられると考えております。私もこれまで多くの立派な先生に巡り会い、様々なことを学ばせていただきました。その知識・技術を多くのレジデントに受け継いでいただければと思います。レジデントの先生方の研修が充実したものになるように、これからも最良の医療を目指して、供に働いていきたいと思っております。今後とも何卒よろしくお願いいたします。

今井 健太 先生(小児心臓外科)

“外科学の進歩とは、偉大な師匠を超えていくことである”、そう思い、日々診療にあたってきました。振り返るといつの間にか、自分自身が後進を指導する立場になっていました。そこでこの言葉を再考すると、”外科学の進歩とは、後進に追い抜かれて成しえるものである”、ともいえることに気がつきました。また一方で、後進を指導すること自体、自身の成長に大きく寄与することである、とも気づくようになりました。自分の知識技術を惜しみなく伝え、そのことにより自身も様々なことに気づかされる。この繰り返しで切磋琢磨し、外科学の進歩という大義をともに達成したい、そう思っています。未来の子供たちとそのご家族の笑顔のため、これからもともに歩んでいきましょう。「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ・・・ 探してみろ この世のすべてをそこに置いてきた」...ただし、探さないと見つからないことを肝に銘じて。

塩澤 真之 先生(脳血管内科)

この度は大変名誉ある賞に選出いただき誠にありがとうございます。高いモチベーションを持つレジデント・専門修練医の先生方と日々の診療や研究で互いに刺激し合うことで得られた成果ではないかと実感しております。私自身、これまで培った脳卒中の知識、経験のほとんど全ては国循で学んできたものです。それらを若い先生方と共有しながら切磋琢磨し脳卒中診療を盛り上げて行きたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。

 

阿部 宗一郎 先生(脳神経内科)

この度はティーチング・アウォードに選出いただき、誠にありがとうございます。昨年に続き、2年連続でこのような栄えある賞を頂き、大変光栄に存じます。脳内科は、これまで脳卒中の診療が豊富な先生も、脳卒中にあまり触れてこなかった先生もいらっしゃるバリエーションの多い科だと思います。レジデントの経験が様々ですので、個人の技量に応じつつ、2-3年の研修を経て、全国どこでも活躍できるようなスキル・知識が身につくお手伝いができるよう、今後も指導を続けてまいりたいと思います。 私自身、全国から集まったモチベーションの高いレジデントから教わることも多く、日々勉強させていただいております。自身が学んだことを伝えられるよう、日々精進して参りたく存じます。 この度はありがとうございました。
[令和4年度受賞コメント:この度はティーチング・アウォードに選出いただき、誠にありがとうございます。このような栄えある賞を頂き、大変光栄に存じます。私は2015年度から2017年度まで国循脳神経内科のレジデントとしてお世話になり、2022年度より新たに脳神経内科スタッフとして赴任致しました。指導される側からする側に変わり、これまで国循で培った知識・技術を後輩へ伝えていくとともに、私自身も教育を通して成長させていただきたく存じます。今回の受賞に恥じぬよう、今後とも臨床面・研究面ともにより一層精進して参りたいと思います。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。]

 

今村 博敏 先生(脳神経外科)

この度は大変栄誉ある賞にご選出いただき、誠にありがとうございます。
年を重ねるごとにレジデントの先生たちと直接接する機会が減り、距離が遠くなっていくことを実感する中、このような賞をいただけたことは大変光栄であるとともに、自身の責任の一つを果たせていることへの安堵感も感じます。私もこれまで多くの立派な先生に巡り会い、様々なことを学ばせていただき、今の自分は諸先輩方のご指導の賜であると実感しています。知識の伝承はもちろんのこと、医療・医学に対する姿勢の重要性が、レジデントの先生に少しでも伝わっていれば幸いです。レジデントの先生方の研修が充実したものになるように、これからも最善の医療を目指して、供に働いていきたいと思っております。今後とも何卒よろしくお願いいたします。

坂口 平馬 先生(小児循環器内科)

この度はティーチングアワードをいただき、大変うれしく思っております。2003年にレジデントとして当センターに修行に来て以来、地元に戻った3年間を除くと19年間この病院で臨床をしてきました。当センターの強みは、昨今のガイドライン重視の臨床研修では感じることのできない、ガイドラインでは表現されていない重症例の臨床を感じて、経験することのできることだと思っております。私は‘ガイドラインの向こう側’と呼んでいます。このガイドラインの向こう側を少しは見せることができてきたことが、今回の受賞につながったものと解釈しています。今後もガイドラインの向こう側にこだわって臨床・教育・研究を行っていく所存です。今回はありがとうございました。

金川 武司 先生(産婦人科)

産婦人科におけるティーチングアウォードを頂き、心より感謝し光栄に思います。私の指導は、私自身が良きメンターのもとで学び、その指導方法を踏襲したものです。私にとっての指導は、もちろん後輩の教育と彼らの可能性を引き延ばすことですが、同時に、指導を通じて自己の知識と技量を再認識し、向上する機会でもありました。今後も、産婦人科医として後進の育成に尽力し、共に成長していきたいと考えています。そして、最終的には、次世代の医療従事者が患者さんに対してより良いケアを提供できるように支援することです。この目的のためにも、自己研鑽を積み、知識と経験を惜しみなく後進に伝えたいと思います。この度は、ありがとうございました。

月永 晶人 先生(麻酔科)

この度は大変栄誉ある賞にご選出いただき、誠にありがとうございます。
レジデントの先生とは、普段の症例に関して多くの議論をさせて頂いています。その議論の中から新たな発見を得て、より病態を深く理解できるようになり、自分自身の成長につながっています。真摯に議論に向き合ってくれるレジデントの先生に感謝致します。
今後とも適切な指導ができるよう、有益な議論ができるよう、一層精進して参ります。

最終更新日:2024年04月25日

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